水産会社勤務のプロが教える「おいしい旬魚」の見分け方:本ガツオ

水産会社勤務のプロが教える「おいしい旬魚」の見分け方:本ガツオ

おいしい魚が食べたくて釣りをしているが、スーパーの魚はどれがいいのか分からないという人も多いのでは?今回は今が旬の本ガツオの見分け方を、奈良県中央卸売市場の丸中水産株式会社勤務の筆者が紹介します。

(アイキャッチ画像提供:webライター・有吉紀朗)

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お役立ち その他

おいしいカツオの仲間

カツオの仲間3種を紹介

スマ

カツオの仲間でスマ(ヤイト、ホシカツオ)という魚がいるが、最近養殖もされている。回遊のためのエネルギーが脂にかわるのだから全身トロとなるらしい。

ハガツオ

沖磯のカゴ釣りで釣れることもあるハガツオはキツネとも呼ばれるが、これはマグロと思って食べたら騙されたのでキツネとか、顔がキツネに似ているからと言われている。身はカツオよりやや水っぽく軟らかい。

ソウダカツオ

ソウダにはマルソウダとヒラソウダがいる。最近大阪湾奥でもマルソウダが釣れる。5月にイサギ釣りで釣ったマルソウダはボイルして生節のようにして食べたがおいしかった。

水産会社勤務のプロが教える「おいしい旬魚」の見分け方:本ガツオマルソウダの生節(提供:webライター・有吉紀朗)

梅雨で釣りに行けない日は、近所のスーパーの鮮魚コーナーでおいしいカツオを探してみてはいかがだろう?

<有吉紀朗/TSURINEWS・WEBライター>