釣ったイワシを使用するライト泳がせに、おおよそライトとは言えない獲物がバンバン掛かっている。三重県鳥羽市相差の魚勘丸で泳がせ釣りで根魚を狙った。
魚種多彩な釣果
いつもなら弱ればお役御免のエサたちも、この日だけは話が別。息も絶え絶えになろうとも、落とせばウッカリカサゴにアヤメカサゴ、マハタが食ってくるから、ハリから抜け落ちるまで頑張っていただく。
エサの確保と違って、沖の根魚たちの機嫌は麗しく、小サバが切れてウリ坊やムツッ子になってもガンガンとアタってくる。
小さいながらもホウキハタも確保したところで、完全にエサを使い切り、保険の身エサを持参していた人のカサゴの入れ食いを見学しながら、沖上がり時間まで過ごす。
翌日はイワシが・・・
エサが十分確保できずにどうなることかとハラハラした釣行だったが、終わってみればいつもの魚勘丸。必ず満足させてくれる。
でも、イワシの確保は心臓に悪いなと考えていたところ、翌日に操業中の誠司船長からメールが。「湾内イワシだらけ!! ほいほいエサ確保できて、根魚も爆っす」。
ムキ~ッ!! 俺が行くまでちょっと待っとけ、イワシ!!
<週刊つりニュース中部版 APC・峯卓/TSURINEWS編>