5月、ジギング&キャスティングでヒラマサを狙い、外房大原の船宿へ釣行。ナブラに速弾きジャークで海面が炸裂し、強烈なバイトと共にヒット!
午後船でオフショアトップゲーム
最近の傾向として、朝マヅメより夕マヅメのほうがヒラマサは浅いところを回っているようなので、午後船でのオフショアトップゲームを選択。
天気は快晴でベタナギ、気温28度で真夏の暑さ。正午過ぎに出港し、ポイントまで30分ほど。その間、同乗している女将から近況を伺った。すると、「日ムラはあるものの、釣況は上向いている。」と言う。
まずはジギングから
スタート時は、トップウォータールアーへの反応が低かったので、ジギングからスタート。ひと流し目、1投目を探り終えたとき、同乗者が5kgクラスをキャッチ。
「これはチャンス」とばかり、期待に胸を膨らませながら、ていねいにワンピッチワンジャークで誘っていく。しかし、潮が動かず、小型のヒラマサにワラサ、根魚がポツポツと釣れる程度で、活性は今ひとつ上がらない。
早引きジャークで強烈バイト
17時を過ぎたころ、大きくポイント移動して、キャスティングに切り替える。すると、小規模ながらナブラを発見。船を近づけると反応は沈んでしまい、周囲を見渡しながら待機。
5分後、前方100mに一瞬だけ水しぶきが上がった。ベイトは、確認できなかったが、ルアーを早引きジャークでトレースすると、いきなり海面が割れ、強烈なバイト。
ロッドに魚の重みを感じてから、思いきりアワセを入れる。ファーストランをかわしてから、船尾へ移動してファイト開始。
船長の「水深は十分あるから」の声に、ライトタックルのため、無理はせず慎重に。巻けるときは1cmでも多く巻くことを意識して距離を詰めていく。
107cmヒラマサをキャッチ!
5分後、船長が構えるネットへ無事収まって思わずガッツポーズ。船上計測すると、全長107cm、13.5kgの体高のあるきれいな個体だった。
蘇生したあと、JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)のタグを打ってリリース。元気に帰っていった。
これからもたくさんの子孫を残して、いつまでもヒラマサ釣りが楽しめる環境でありますように。
<週刊つりニュース関東版 金子新/TSURINEWS編>