6月16日、投げ釣りの広域団体である全日本サーフキャスティング連盟が主催する「全日本キス投げ釣り選手権」が開催された。この大会は全国に設けられた48会場を舞台に、1日でキスの1匹長寸を競うスケールの大きな大会だ。
納得の27cm手中
するとサオ先をたたくようないいアタリが出た。巻き上げ途中にブルンというキス特有の感触も伝わってくる。テンビンの後ろに見えたのはやはり良型キスだ。
この釣り場は胸くらいの高さまで手すりがあるので、魚を抜き上げる時は、その手すりを超さなければならない。慎重に取り込んだキスは24cmとまずまずのサイズ。審査提出魚は23cm以上と決められているので、まずは一安心だ。
そしてこの後、散発ながらも20~25cmのキスが釣れてくる。
そしてひと際大きなアタリで27cmが登場した。このサイズが釣れてくれれば、来た甲斐があるというものだ。
宮津会場だけで尺ギス3匹
そして午前10時に雨脚が一段と強くなったのと、持参したエサが尽きたので審査時間には少し早いが納竿とした。
その後、宮津会場にエントリーした5人で宮津市内のファストフード店で食事をしながら時間を潰し、審査会場に向かった。
今年も宮津会場は好調で、30cmオーバーは清水さんが釣ったものも含めて3匹も提出されていた。
6、7月が大ギスのベストシーズン
今後の状況だが、6、7月は大型のキス釣りにはベストシーズンである。梅雨が明けると、海草が切れて釣りやすくはなるが、大型の確率は低くなる。
<長谷川靖之/TSURINEWS・WEBライター>
京都府宮津市矢原