バスフィッシングの代表的なルアーのひとつの「バイブレーション」。圧倒的な飛距離と、レンジを自在に変えられるアドバンテージを持っています。今回は、バイブレーションが効く夏の河川ポイント3選について紹介します。
バイブレーションの魅力
バイブレーションの魅力は、圧倒的な飛距離とレンジコントロール。様々な場所で使用することができます。
飛距離が出るメリット
飛距離が出るということは、他のルアーでは届かすことが難しいポイントを攻められるということ。
つまり、フレッシュなバスに出会うことができます。
レンジコントロールのメリット
バイブレーションは、アングラーの意図により巻きたいレンジ(水深)を自在にコントロールでき巻くスピードも変えることが可能なルアーです。つまり、バイブレーション1つあれば、底から表層付近までの全てのレンジをリサーチできます。
1種類のルアーでリサーチできるということは、手返し良く、スピーディーにエリアを探れることに繋がります。
バイブレーションの種類と使い分け
バイブレーションも他のルアー同様にカラーやラトル音を使い分けることで釣果が変わってきます。
代表的なカラー3パターン。
・水質(クリア):ナチュラル系カラーやゴースト系カラー
水質がクリアな場合バスの視認性がよくなりルアーを見切ることが多々あります。バスにルアーを見切らせないためにもクリアな水質に溶け込むナチュラルカラーやゴーストカラーが良いでしょう。
・水質(ステイン):スモーク系カラーやウォーターメロンカラー
ステインでは少し濁りがありますが完全な濁りではない為、中間的なカラーが良いでしょう。
・水質(マッディ):ブラック系カラーやパープル系カラー
マッディではバスの視認性が非常に悪いため、バスに気づかせる為にもブラック系やパープルなどのシルエットが強く出るカラーがおすすめです。
ラトル
大きく分けて2種類あります。ラトル音があるものとないものがあります。
ラトル音があることでバイブレーションの存在感をグンと上げてくれます。マッディウォータであればバスに見つけてもらいやすくするためにもラトル入りがおすすめです。
またクリア、ステインウォーターに関しては基本的なラトルなしの方がバスへのプレッシャーを軽減でき良いのですが、風が吹いたタイミングや雨のタイミングにおけるバスの活性が上がる時はラトル入りでアピール力を高めた方がおすすめです。
タックル
ロッドはMクラスのベイトロッド、リールは一定の速さを巻きやすいHGタイプのベイトリールが使いやすいと思います。ラインは12~14lb、ロックエリアやウィードが濃いエリアの場合は14lbの方が安心。14lb以上だと操作性が落ちてきます
筆者の場合、カラーは水質に合わせて選定します。ポイント各所へランガンし、サーチベイトとして使いながら、ベイトや風向きなどその日の状況でカラーを選びます。