解禁日アユ友釣りで時速10匹達成 極細仕掛けがアタリ【京都・上桂川】

6月16日(日)、京都府周山の名門・上桂川が解禁となった。前日からの低気圧と冷たい雨の襲来で、当日は大変寒く風も強いあいにくの荒天となった。それでも早朝から有望ポイントには長いアユザオがびっしりと並び、満員御礼だ。それではと、日差しも出始めた正午過ぎ、河川を覗きながら上流部へ向かった。

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り アユ釣り

解禁日当日の状況

前日の雨で冷え込み、朝の気温17.5度、水温は18.5度、平水で濁りなしのコンディション。

早朝7時過ぎ、山国中江橋のオトリ店・鮎屋に到着すると、絶えることなく来店する釣り人への対応に大忙しの様子だ。私も旧知の皆さんと解禁のお祝いのあいさつを交わす。

早朝からの曇天の寒さと吹き荒れる強風が収まることを期待して、河川の状況を下流から上流までのぞくこととした。いずこのポイントもサオが乱立していたが、快調にサオが曲がっていたのは、山国地区の亀の甲から中江橋付近、潜没橋から山国神社、こきの橋付近、すし米裏付近、そして周山地区の八千代橋付近だ。

亀の甲橋下流(提供:牧野広行)

正午から上流部で竿出し

正午過ぎに鮎屋さんに戻ると、うっすらと日が差しはじめた。店長の小倉均さんから「それ行け!」と激励される。それではと、オトリを車に積み込み、中江橋から川見をしながら上流を目指した。

どこも釣り人が多いのだが、帰り支度をする釣り人もちらほら。上流部の花背地区に入ると、ラッキーにも幅10m、距離50mほどのチャラ瀬の流れを見つけた。上下流には釣り人の姿も確認され、すでにサオは入れられている模様だ。しかし選択の余地はないと、残りアユに期待し13時半前に河原に下りた。「さ~急がねば。」

花背のポイントでサオ出し(提供:牧野広行)

当日の仕掛け

河原には足跡もあり、仕掛けセット中も上流から背後を通り抜け下流に向かう釣り人もおり、これは相当いじめられているはずと感じた。それならば、まんべんなく舐めるようにポイントを泳がせるべし!

そこで、エクセラ鮎・天上糸のエステル0.6号、水中糸のフロロカーボン0.125号、鮎鼻カン回り糸のエステル0.6号、ナチュラルハナカンパープル5.5号の極細仕掛けをセットし、掛けバリはアステアギブの超早掛けタイプ5.5号と914Z6号の4本イカリをローテーションした。

使用した仕掛け類(提供:牧野広行)

一流し目はキープ重視で15匹

チャラ瀬の瀬肩でキープ重視のアステア914Z6号をセットし、目の前の石裏の流れを攻める。

まずは、オトリを引かず緩めず流芯で止める。数分辛抱していると、オトリが群アユに囲まれたのか目印がふらふらし始めた瞬間、ギューンと下流に突っ走った。これを浮かし、しめしめとタモに受ければ、18cm級の追い星4つの良型だ。

初ヒットの良型アユ(提供:牧野広行)

この後下流の瀬の開きまで釣り下り9匹、そこから逆上げで釣り上がり6匹追加で15匹をゲットした。思いのほかハリ外れも少なかったのは、極細仕掛けとキープタイプ掛けバリの選択の成果と信じたい。

二流し目は超早掛け重視で14匹

さてこれからが本番と、ギブの超早掛けタイプ5.5号をセットした。二流し目なのでさすがに掛かりは遅い。それでも超早掛けの効果なのか確実に数を重ねていく。

そして中段の緩い流れまで釣り下ると15cmほどの小型が交じりはじめた。すると、なんとバラシを4連発。これはいかん!と、水中イトを新素材0.06号に交換した。この仕掛けでオバセを長くとり、サオを立てる時間を遅らせ、アタリが出た後のハリ先が食い込む時間をとってみた。すると、その後バラシが止まり、一流し目と同じペースで掛かり始めた。

釣り下りで8匹、釣り上がり6匹をゲットし、釣り始めの瀬肩に戻ったのは16時半前。ここでなんと、冷たい雨がひととき強く降りはじめた。それでこれを機に、強制納竿とした。

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