5月も終わりを迎え、だんだんと日差しが強く照りつけるようになってきた。ちょっと早い夏休みを滋賀県で満喫。レイクトローリングでビワマス釣りと琵琶湖河川でのバスフィッシングならぬ『ハス』フィシングを楽しんだ。
開始早々にアタリ!
仕掛けを投入し、少し船を走らせると、すぐにアタリが。アタリは竿先がクンクンと食い込むことでわかる。しかし中には違和感程度のものもある。
アタリがあれば、先ずは選択バサミではさんであるオモリを竿でシャクって外す。あとは、ばれないようにゆっくりと巻いてくる。ビワマスの口はやわく、早巻きは厳禁とのこと。
そしてお待ちかねの筆者ら待望の本命ビワマス。自然と『おぉー!』と歓声が漏れる筆者ら、しかもサイズ40〜45cmと思っていた以上に大きい。仕掛けを投入後すぐまだちがう竿にもアタリがくる。
40cm超えが連発!
次は『僕の番ですね』とリールを巻きとる。初めはこれついてる?とドジャーが回っているのか釣れているのか見分けがつかない。ただリールを巻くのをやめるとすぐわかる。
やはりクンクンと食い込み、首を振る振動が伝わってくる。
『おおー、かかってる。かかってる。』とリールを巻きとれば、これまた45cmくらいの良型のビワマス。『50cmになかなか届かないねー。』とまた仕掛けを投入。
待ち時間はリゾート気分?
アタリがあったとすぐに、合わせるが『小物か?』と思うほど何も感じない。その正体は、ウグイ。30cmくらいか?それでも何も引かないため、ビワマスとすぐに見分けがつく。ただ30m下にウグイが泳いでいるなんて想像もつかないねー、とちょっとした驚き。
アタリを待つ間は、パラソルを立ててくれるので、湖面の上で涼しく過ごすことができる。ちょっとしたリゾート気分も味わえる。
深場に住むビワマス
好釣の中、筆者が気になったのはビワマスの食性。そもそも網でしか取れていなかったのだが、中禅寺湖や西湖で有名なレイクトローリングが琵琶湖にも伝わったことがはじまりのようだ。では25〜30mで何を食べているのか?どのサイズの魚を食べるのか、気になった!
アメリカでは、『〇〇喰い』とよばれる〇〇EATERのレイクトラウトが存在するらしく、〇〇喰い狙いのビックベイトゲームが盛んだ。ビワマスもそうなのか?と聞けば、食べているのはエビやアユだけらしい。
そんなに大きな魚は追って食べはしないらしい。水温も15度ないとダメらしく、深場に生息しているようだ。ブラックバスは浅場に魚も多いため、深場にはわざわざ来ないとのこと。
なるほどそれでレイクトローリングでしか狙えないのかと納得。
ついに50cm超え!
ビワマスや琵琶湖について楽しく会話しながらトローリングを楽しんでいると、待望の大物がヒット。明らかに首の振り方が違う。これはバラせないと、慎重に力を合わせてネットイン。計れば待望の50cm超。
こうなれば次は60〜70cmだ。
1番バレやすいのが、取り込み中。平打ちされフックアウトすることが多いらしく。筆者も小型をフックアウト。同行者もリーリング中に平打ちされバレてしまった。なるほど難しさもあり、そこに魅力も感じる。
船長に同業者から電話が、北湖の方は全くらしいとのこと。こちらはサイズも数も順調に伸ばしている。ありがたいことだ。本当に船長に感謝しかない。
制限尾数到達
お昼過ぎ、サイズの良いものとキープした魚から小型を交換しつつ、いけすの水の水温があがり、そろそろ交換も難しくなりリリースしたものも含めれば捕獲制限の10匹を余裕で超えての納竿。
イケスの中に入れて気がついたことは上からのビワマスがとても綺麗。