釣りの未経験者や初心者からすると、釣具店ってなんだか敷居が高いところ。見たことのない道具が所狭しと並んでいたり、聞いたことのない用語が飛び交っていたり。そこで今回、「初めての釣具店で戸惑わないための5つのポイント」をまとめてみました。
1:釣具店を探そう
チェーン店や大型店、個人店までさまざま。大型店でいろいろ見て回るのもいいし、個人店で個性のある店主と話をしながら買い物をするのもいい。まずは近くの店舗を検索!
釣具店のほとんどは、市街にあることが多く、また店舗大きいので車のほうがアクセスしやすい。竿は長くて細いので取り扱いに注意が必要だったり、釣った魚を入れるクーラーボックスを購入したりすることも考えると車を利用したほうがいい。
大型店にはたいてい駐車場があるが、個人店にはないところもあるので、事前に調べよう。
2:訪問の時間帯
午前中が一番空いている確率が高い。
場所にもよるが日中は買い足しにくるひとで混む。特に金曜日の仕事終わりは混んでいることが多い。意外と平日のお昼でも混んでいる店舗もある。
というのも午後は、仕事や予定が終わってからの人や、早朝から釣りに行っていた人が帰りに寄るケースがあるためだ。しかし混んでいるからといってゆっくり見ることができないわけではないが、レジや陳列など釣具店スタッフも忙しくしているため、なかなかアドバイスを聞くことが難しい場合がある。
しかしセールをしているときやお正月などは朝から混み合うこともあるので、下調べは重要。
3:店内をひと回りしてみる
まずは、初めての店内を見て回ってみよう。初めは何に使うのかが分からず、意味がわからなくてもOK。お店の雰囲気や、どのようなお客さんと店員がいるのかもなんとなく把握できるだろう。
また質問しやすそうな店員の目星をつけるのもよいだろう。
あなたが女性であれば、女性の店員がいるかも確認してみよう。女性目線で女性の手にも持ちやすい釣り道具やおすすめグッズを紹介してくれるかも。
店によっては、「初めての人にはこれが必要です」とセットおいていたり、ビギナー向けにおすすめの仕掛けのサンプルを展示していたりもするので、こちらも要チェック。
4:店員へ質問しよう
釣具店には経験者の人と行くことがベストだが、もし周りに釣り経験者がいない場合は、わからないことは何でも店員に聞こう。
初心者セットの中にも種類がある。これを間違えると、自分がイメージしていた釣りが出来なくなってしまう。こういったミスを防止するためにも店員に質問してみよう。
その時に大切なのは、あなたが「初心者であること」と「どこでどんな釣りをしたいのか」を伝えることと「どこで釣りをしてみたい」かなど具体的に伝えることで、そのフィールドにあった釣具をおすすめしてくれるはず。
そして、予算をハッキリ提示することだ。そうすることで、より的確なアドバイスや提案をもらうことが出来るだろう。
ここからは店員とコミュニケーションを取りながら必要なものを選ぼう。一人で携帯とにらめっこしながらする買い物よりかはきっと楽しいはずだ。自分がやろうとしている釣りが具体的になっていれば、釣り方やおすすめ釣り場を教えてもらえるかもしれない。
5:注文はネットでもOK
釣具店で直接買い物もいいが、あえて実際にみてその場でアマゾンや楽天などで探してみるのもいいだろう。
中には、店舗より安く売っている場合もある。実機を店舗で触り、ネットでより安くなっているところで買うことで、予算内で買えるものの幅が広がる。
釣具店は『魔界』?
ついつい散財し過ぎてしまうという視点から、一部の釣り人から『魔界』とも言われている釣具店。
なんでもあるとは言い過ぎかもしれないが、釣りをするための道具はひと通り揃えられる。さらに、道具だけでなく情報も併せて手に入るとなれば、釣行前の必須ポイントであることは間違いないだろう。
<宮崎/TSURINEWS・関東編集部>