連日、気温の高い日が続いて、魚の活性も上昇傾向との事前情報もあるなか、4月21日は兵庫・三木市にある新松池へ、「MFCシャイン」の月例会のために釣行しました。
MFCシャイン例会に参加
この日は好天にも恵まれ、いい釣りができるのではないかと、早朝から意気揚々と15人の仲間が集まりました。その中には小学生二人とお父さんの親子ペアもありました。ヘラブナ釣り愛好者を増やす活動にも「MFCシャイン」のみなさんは積極的に取り組んでおられます。月例会は午前中を早釣りで楽しみ、午後からはフラシを掛けての総重量勝負となります。
「新松池は」大きな池の一部を管理釣り場として運営されています。特徴としては大きくパワフルなヘラブナが多く、ジャミも多く感じました。5本の長い桟橋が設置されており、大人数での大会の開催も可能です。
料金はフラシを使用すれば1日2,000円。フラシの使用がなければ1日1,500円です。トイレは完備。エサと飲料も数種類を販売しています。昼食場所は近隣の飲食店を紹介されていました。サオ、タナ規定は特にありません。釣行日は少し減水していたようで、1号桟橋の真ん中辺りで水深は12尺程度でした。
9尺チョウチン固形セットから
月例会は1号桟橋東向きに15人が並びました。私は桟橋左側で東向きに釣り座を取りました。サオは9尺でチョウチン固形セット釣りを選択。ミチイト1号、ウキはボディ7cmでパイプトップ、上バリは6号を7cm、下バリはクワセマスター3号を50cmから開始しました。
バラケは、粒戦50cc+とろスイミー50cc+セットガン100cc+水200ccを先に混ぜて吸水させてから、GTS200cc、セット専用バラケ200cc、パウダーベイトスーパーセット100ccを加えて仕上げました。
クワセエサには、さなぎ漬けの力玉の大、小とさなぎ感嘆を使用しました。
前半は早釣り
8時から釣り開始。15分程度でウキに触りが現われだし、弱いアタリも出だしました。ジャミも多いようで、カラツンに手を焼いている内に大きなツンアタリが出ます。これをアワせると、手の平サイズのヘラブナが釣れました。小さい魚がよく釣れると聞いていた通り、周囲の仲間にも同サイズが釣れます。
そのうちに良型もタナに入ってきたのか、気持ちよくサオを曲げてくれるようになってきました。バラケが合わないとカラツンが止まらない感じで、バラケに手水を打ってみたり、粘りをだしてみたり、大きさをかえてみたりと手を施しますが、はっきりとした方向性を見出せぬままに11時。この時間までに良型は6匹の釣果でした。
周囲の状況は、多くが短ザオのチョウチンセット釣りであり、カラツンに悩まされていました。しかし、掛かってくる良型はサオの胴近くまで水面に引き込むような豪快な引きを見せてくれ、やり取りを存分に楽しむことができました。