資格取得で釣りの世界がさらに広がる。今回はそんな資格のなかでも運転免許に着目。資格内容や取得方法、それぞれどんな釣りのシーンで活躍するかを紹介。
牽引免許
ハイウェイを突っ走りピックアップトラックでバスボートを引いて静かな朝の湖面にスロープからボートを降ろす。バス釣りファンは誰もが夢見る光景。
そんなボートやトレーラーの牽引には一部条件付きで免許が必要になる。
原則
まずは、牽引するための車両を運転するための免許が必要。
大きいものを牽引するためには大きなトラックなどを運転するのであれば、免許上、大型自動車に区分けされる車両なら大型免許が必要になるということ。
これが原則。
種類
牽引免許は大きく3種類。
A)牽引第一種免許
車両重量750kg以上の車両を牽引するのに必要。
B)牽引第ニ種免許
第一種免許と同条件で、トレーラーバスなど営利で乗客を乗せるのに必要。
C)牽引小型トレーラー限定
750kg以上〜2000kgまでの車両牽引に必要。
教習所での講習や検定受けられず、試験場での実技試験事前申請及び車両の持ち込みが必要(試験前なので運転できないため、所持者の協力必須)
どう考えても免許区分的には(A)が現実的。取得方法は試験場での実技試験を受験するか教習所の検定を卒業するかが主。
牽引免許不要なボートやトレーラーとは?
750kg未満のトレーラーやボートも多く、15ft未満のボートでは牽引免許不要というケースもある。
牽引免許不要でも要注意
しかし、この重量には船体はもちろん、トレーラー、エンジン、艤装すべての重量が含まれます。
牽引免許不要トレーラーや牽引免許不要艇として販売されているものでも、知らないうちに無免許運転という最悪の事態も十分起こりえます。。。
牽引免許が釣りで活躍する主なシーン。
・バスボートをトレーラーで引き各地を転戦するトーナメンター
・トレーラーハウスなどで全国各地を釣り旅
・トレーラーで自転車やバイクなど大荷物を運搬して釣りを楽しむ