今年のゴールデンウィークに、釣り初体験の人をアテンドする方も多いのでは?グループ釣行はみんなで楽しむもの。そして、せっかくならば釣りにハマッてもらいましょう!今回は、初心者をアテンドする際のポイントを紹介します。
場所選びのポイントは?
未経験者や初心者をアテンダントするにあたり先ず考えないといけないことは場所の選び方です。いきなり上級者向けの釣り場に連れて行くことはとても危険です。
総じて、釣り場は危険な場所が多く、アテンドする場合には慎重に場所を選ぶ必要が出てきます。
沖釣り
まずオススメなのが、沖釣りです。
船釣りは、普段通っている釣り場以上に安全かつ、釣り場を熟知した船長が釣れるポイントまで連れて行ってくれるため、とてもおすすめです。その際に比較的波が穏やかな東京湾や相模湾で、ホスピタリティが行き届いている船宿がベター。さらに仲乗りがいるとさらに良いでしょう。
釣り公園や漁港
他には、釣り公園や漁港など初心者でも安全に釣行出来る場所もおすすめです。その際は、人が密集しておらずエントリーしやすいポイントをメインにします。
陸っぱりでのポイント選びでのワンポイントアドバイスは、周りに障害物がなく根掛りがしにくく、またストラクチャーなどの障害物が比較的少ない場所を選択することがベストになります。
最初に教えるべき3つのこと
釣り初心者は釣りの事がは全くわかりません。ラインの結び方はもちろん、キャストの仕方やアクションの付け方などわからないことだらけです。そこで初心者に気をつけてもらうことを3つに分けて紹介しまいます。
1.タックルと操作
先ずはなんと行ってタックル(仕掛け)の説明は必須になります。ロッド(竿)、リール、糸、仕掛け又はルアーなど、釣りはタックルを組み合わせて使用するということを一から教えます。
とはいえ、1から10まで教えようとするのはご法度です。その時点で「釣りは面倒くさいもの」と考えてしまうでしょう。
2.釣りの危険性
釣りをする上での注意点を必ず伝えましょう。釣りは、常に危険と隣り合わせであるということを認識してもらうためです。
自分が加害者にも被害者にもなりうる点を出来れば、トラブルも減るでしょう。
当然、ライフジャケットは必ず装備させます。沖だけでなく陸っぱりでもです。テトラポッドで転んだり、落ちてしまうととても危険。また堤防でも落ちたら容易にはあがってこれません。最悪の事態を教えることも大切です。
3.釣りの楽しさ
あとは全力で釣りの楽しさを味わってもらうのみです。釣りの楽しさは何と言っても魚とのファイト。魚とライン一本でつながるあのファイトを体験すれば、もう釣りの虜になるはずです。
それぞれの魚特有の引きがあり、自分が釣った時の感動はなんとも言い難い至福の時間だということを知ってもらうにはやはり釣ってもらうことが一番の近道になります。ここはアテンドする側の腕の見せどころです。
とはいえ、釣りをしたことがない人は魚がヒットすると慌ててしまうもの。焦らずに、リッラクスして取り込むようにアドバイスをしてあげましょう。
釣り上げた後も、魚によっては危険な部位を持っているものもいいます。魚の持ち方(ここで釣れる魚はこんなのがいる、又はこの魚は毒があるからこう持つ等)を教えましょう。
この時、フィッシュグリップなどを持っていると重宝します。魚を触る事が怖いという初心者もいます。手が汚れなくて済むことも嬉しいポイントのはずです。