琵琶湖に次いで、日本で2番目の湖面積を誇るのが茨城県の霞ヶ浦だ。同所は全体的に浅いため魚の動きが早く、すでに流入する各河川では、ハタキを控えた良型が釣れ始めている。今回は稲敷郡阿見町~土浦市を流れる花室川を紹介しよう。
釣り方とエサ
マブナのほか、コイやアメリカナマズといった大型外道も交じるので、両グルテンの底釣りが基本。
配合例を挙げると、グルテンダッシュ1+グルテンMAX1+グルいも1+水3.5。
このエサでコイやマブナが多い場合はグルいもの量を減らし、グルテンダッシュ1+グルテンMAX1+グルいも0.7+水3。このエサに粒ペレSタイプをまぶすと、寄せ効果がぐんと高まる。
道糸1~1.5号、ハリス0.5~0.8号で水深が浅いため、長さは40cm以内。ハリは軸のしっかりしたダンゴ鈎4~6号、重沈4~6号。ウキはパイプ、ムクのどちらでも構わなく、流れるため通常よりもワンランク上の番手を選ぼう。
上下流へ不規則に流れるためバランスの底釣りで攻めるのは難しく、常連の多くが0.3~1号のオモリを用いたドボン釣りを行っている。お勧めはハリスオモリ。こちらのほうが、ドボンよりもアタリがもらえる。
アクセス
釣り台必携。常磐道桜土浦IC~R125(阿見美浦バイパス)を土浦方面へ。R6(水戸街道)とJR常磐線の陸橋を越えた次の立体交差を斜め左に下りて左折し地方道48号へ。
坂を下りきった所にある二つ目の信号を右折すると、100mほどで花室川に架かる親和橋。手前を左折すれば左岸で、橋を渡って左折すれば右岸。橋を二つ通り越した先に水道管。両岸とも、所どころに駐車スペースがある。
<週刊へらニュース版 APC・中村直樹/TSURINEWS編>
花室川