「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!

春の人気ターゲット・メバルを狙ったライトゲーム釣行。当初は大雨後の濁りに苦戦する展開となったものの、夕マヅメに状況が一変。濁りがもたらした爆釣モードの正体を探りました。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

アングラー「K」 

釣りを初めて30年。魚は食べることはもちろん,飼育,繁殖も大好きです。魚種の縛りなく,たくさんの魚に会いたいと思っています。

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ショア ソルトルアー

海はかなりの大濁り状態

5月上旬、本来はルアーでキスを狙う予定で釣り場へ向かいました。しかし、現地へ到着すると前日の雨の影響で川の濁りが広がり、海はかなりの大濁り状態。

ある程度の影響は覚悟していましたが、想像以上の悪条件でした。それでも「もしかしたら」と思い釣りを開始。

しかし、予想通り反応はなく、「ここまで濁ると厳しいか…」という空気。せっかく時間をかけて来た以上、このまま帰るのも悔しく、濁りの影響が少ないポイントを探して移動することにしました。

濁りの少ない漁港へ移動

次に向かったのは、千葉県内房エリアの某漁港。河川流入が少なく、雨後でも比較的水色が安定しやすい場所です。到着したのは午後3時過ぎ。泥濁りではないものの、海は牛乳を溶かしたような白濁状態でした。

「ここなら何とかなるかもしれない」そう自分を奮い立たせ、ジグヘッドリグへ変更して釣りを再開。しかし数投してもアタリはなく、状況の厳しさを改めて感じます。この漁港は普段から釣り人も多く、魚へのプレッシャーも高め。簡単に釣果が出る場所ではありません。すでに気持ちは”ボウズ覚悟”でした。

ルアー回収中にメバルがヒット

雨が魚の活性を上げる、という話はよく聞きますし、実際に筆者も経験があります。ただ、濁りによって警戒心が薄れる一方、水温や塩分濃度の変化で活性が下がるケースも多い印象です。そこで筆者は、ランガンしながらやる気のある魚を探す作戦へ変更。

すると、開始から約1時間後、ボトムをゆっくり引いた後にルアーを回収しようと早巻きした瞬間、「ガツッ」と何かがヒットしました。上がってきたのはメバル。「やはり濁りで警戒心が薄れているのかもしれない」そう考え、同じ攻め方を試しますが、その後は続かず。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!1匹目のメバル(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

さらに探っていくと、今度はおなじみのササノハベラを追加。貧果ながらも何とかボウズを回避でき、少し安心していました。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!2匹目のササノハベラ(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

メバルが水面を割ってジャンプ!

その後、日が傾き始めた頃、再び回収直前の早巻きで魚がアタック。しかし次の瞬間、驚きの光景が目に飛び込みます。なんと、水面を割ったルアーを追うように魚まで水面へ飛び出してきたのです。姿はおそらくメバル。

残念ながらフッキングには至りませんでしたが、この漁港でここまで積極的な捕食行動を見るのは初めてでした。「この濁りがメバルの警戒心を確実に緩めている」そう確信した筆者は、夕マヅメに向けて群れを探すことに。ランガンしながら、条件の揃った場所を探していきました。

夕マヅメに入れ食いポイント発見

午後6時過ぎ。辺りが薄暗くなり始めた頃、船揚げスロープ周辺のブレイクが絡むポイントへ到着しました。海藻が生い茂り、さらに千切れた藻が大量に漂うエリア。いかにもメバルやカサゴが着いていそうな雰囲気です。

メバルにカサゴが連発!

「かなり釣りづらそうだな……」そう思いながらもキャストし、ボトムを取って早巻きすると、すぐに小型メバルがヒット。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!3匹目のメバル(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

さらに続く2投目。藻をかわしながらボトムを取って巻き始めると、この日一番の重量感がロッドへ伝わりました。

上がってきたのは20cm級の良型カサゴ。どうやらメバルだけでなく、カサゴも濁りによって警戒心が薄れていたようです。そこから状況は一変。約30分間、1キャスト1ヒットの入れ食い状態へ突入。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!4匹目のカサゴ(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

メバルとカサゴが次々とヒットし、久々の爆釣タイムを満喫できました。やはり、連発モードに入った時のライトゲームは最高です。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!5匹目のメバル(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

定説通りじゃないから面白い

釣りには「この潮回りが良い」「この時間帯が釣れる」など、さまざまな定説があります。しかし実際には、その通りにならないことも少なくありません。むしろ、定説外の状況で突然爆釣するからこそ、釣りは面白いのだと思います。

「海が濁ると魚が釣れる」を検証してみた 内房ライトゲームでメバルにカサゴ爆釣!6匹目のカサゴ(提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)

ちなみに今回のヒットルアーも、セオリーとは逆でした。濁りの日はアピール系カラーが定番ですが、この日効果的だったのは、DAIWA「月下美人 シラスビーム2in」のクリア系カラー「ミックスドットグロー」。

グローの発光が効いたのか、それともクリアカラーが自然に見えたのか――。その答えを探しに、また海へ通いたくなりますね。

<加藤敬一/TSURINEWSライター>

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