朝晩はまだまだ肌寒く冬の名残を感じるが、日中は防寒着がいらないほど暖かくなった。春本番。この時期になると、日本海の青物が騒がしくなる。そう、春のジギングシーズンの始まりだ。今回はそんな大型青物に狙いを絞ったオフショアジギングゲームについて紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)
全員安打達成
さて私がブリをキャッチして、残されたのはトモの岡本さん1人。船の後ろから、もわっと焦りの空気がにじみ出ているのが分かる。だがそんな空気を打ち消したのは、当の岡本さん。しっかりブリを仕留めて、涼しい顔をしていたが心はかなり焦っていたはずだ。
全員安打(提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)その後、数回アタリはあったようだが、いずれもキャッチは至らず。それでも6人全員安打達成で、何より船長がほっとしたことだろう。
ここで時合い収束。ぴったりアタリが止まってしまった。こうなると何をしてもカスリもしない。ここで船長から提案。冠島周辺でタイラバをやりつつ、午後からのブリ時合いに賭けるか、あるいはぽつぽつでもブリが釣れている白石グリに走るか。6人で相談の結果、出した結論は白石グリへの移動だった。
連鎖ヒットとまらず
走ること40分で到着。僚船からの情報では、相変わらずぽつぽつと釣れているようだ。こちらお方がやや風が強く、潮もよく効いているようだ。
ブリヒット(提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)開始早々、いきなり杉澤さんのサオが曲がる。冠島のそれよりやや小ぶりだが、それでも立派なブリ。これでマルチ安打だ。続けて伊藤さん、岡本さんにもヒット。まるでドミノ倒しのような連鎖ヒットだ。
オマツリを避けるために皆それぞれに移動しつつ、しっかりブリを取り込んでいく。私にもバイトはあったのだが、掛けられず。この日2回目のチャンスタイムに焦りまくるが、焦るとロクなことがない。バックラッシュに手間取り、ようやくヒットと思ったらでっかいマフグ。続けてのヒットもマフグ。
ブリとワラサのツインヒット(提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)ブリの群れがフグに変わったかと思ったが、後ろではなんとブリとワラサのツインが上がってきた。ハマチツインはよく見るが、このサイズのツインとは……。
そんなこんなで私は後半まるでいいトコなく、午後4時半にストップフィッシング。白石を選んだのは大正解だったようだ。釣果は船中ブリ16匹、ワラサ1匹。伊藤さん、杉澤さん、米川さんはブリ3匹ずつを仕留めていた。
まるで寒ブリ!脂ノリノリ激ウマ
帰宅後ブリをさばいてみると、心配していた線虫は皆無。それどころか寒ブリを思わせるような真っ白な身で、見るからに脂が乗っている。
脂ノリノリ(提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)実際食べてみると、とろけるような味わいでこれぞ極上!といえるような味だった。
寿司にした(提供:週刊つりニュース中部版・水野武司)この若狭湾西部のブリジギングは、まだまだ好調が続く見込み。ヒットするのは総じて8kg前後が多く、10kg超えも珍しくない。ラインシステム、フック周りの強度をしっかり上げて臨めば、強烈なファイトを楽しめることだろう。
<週刊つりニュース中部版・水野武司/TSURINEWS編>


