3月28日(土)妻と「シロアマダイ」を狙いに沼津でボート釣りを楽しんできた。当日はマリーナを引っ越しする日で、最後の最後に移動先のマリーナの前で、妻が人生初のシロアマダイをゲット。嬉しい1日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
マリーナを引っ越す
愛艇「Wisteria」を静浦港の「富士ボーティング」から江の浦港にある「ヤマハマリーナ沼津」に移すことにした。当日は「Wisteria」で釣りをした後、そのままヤマハマリーナ沼津に入艇する計画を立てた。
シロアマダイを狙う
また妻は何度もシロアマダイを狙ったことがあるが、一度も釣り上げたことがないので当日は絶対シロアマダイを釣ると意気込んでいた。
マリーナ近くのポイントを狙う
当日の作戦としては、前回「Wisteria」で釣りをした時、出船するまでに1時間半ほど時間を要してしまったため、今回は速やかな出船を心掛けて3本のロッドにリールから天秤までを取り付けた状態で車に乗せることにした。ロッドホルダーのクランプとそのアダプター、尻手ロープも取り付けておいた。
釣り場は、終日ヤマハマリーナ沼津から極近のポイント「大久保の鼻」の水深35~70m、深くても80m位までの砂泥地をじっくりと狙うことにした。当日は、午後から西寄りの風が吹き出すとの天気予報だったため、状況次第ですぐに撤退できるようにと考えた。
当日の天気
当日の天気は晴れ。気温も20度近くまで上昇して暖かな1日となった。朝から風もなく11時時位まではベタナギ。その後は西寄りの風が強まってきた。
ポイントの様子(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)当日のタックルとエサ
エサ:オキアミと青イソメ
まきエサ:アミ姫
タックル図(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)スムーズな出艇に成功
3月28日(土)朝、マリーナへ向かう途中で釣り具の「タイシ」でエサのオキアミと青イソメを購入。
静浦マリーナに到着するとセッティングしておいたタックルなどを車から降ろし、桟橋に係留されている「Wisteria」に積み込んで、7時に出船した。
作戦通り今までとは違い、速やかな出艇に成功だ。
「大久保の鼻」では不発
港を出てベタナギの海を予定通り「大久保の鼻」へと向かう。ポイントまで10分で到着。アイパイロット(GPS技術を利用したトローリングモータ。以下:ミンコタ)のスクリューを下ろして、妻はディギング、筆者は2本竿で釣りを開始。筆者は置き竿には下バリに青イソメ、枝バリにはオキアミを付け、手持ちロッドのハリには全てオキアミをエサにして仕掛けを投入する。
釣り方としては、オモリ着底後、数回底小突いてからタナ1mでアタリを待ち、アタリがなければさらにゆっくりロッドを持ち上げて誘いをかける。それでもアタリがなければ、今度はゆっくりロッドを下げてアタリを待つ、その繰り返し。
潮が流れない
ちなみにミンコタはドリフトモードにして、ボートを流しながら探ってみることにする。しかし、たまにエサは無くなるがアタリはなし。タナを色々変えてもみたが、潮が流れず全く釣れる気配なし。時刻はまだ9時。海は穏やかで、妻が当初の作戦を変更して沼津港沖へのポイントに移動することを提案してきたので、そちらへ移動することにした。
トラブルが連発
沼津港沖の水深70mの砂泥地でミンコタを下ろして釣りを再開すると、異音が……。もしやと思いスロットルレバーを確認するとニュートラルに入れておいたはずのレバーが前進に入っていた。レバーをニュートラルに戻すと異音は解消された。
ライントラブル2連発
しかし、当日はさらにトラブルは続いた。左舷でディギングを楽しんでいた妻の仕掛けと、右舷側で釣りをしていた筆者の仕掛けとで派手なオマツリになってしまい、十数分後に仕掛けをカット。すると今度は妻のリールに巻いてあったPEラインがミンコタのスクリューに絡んでしまう。
スクリューに絡まる(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)途中まで引っ張り出したが、残り10m位から引き出せなくなってしまい再びラインをカット……。マリーナに電話で確認すると、ミンコタの使用は諦めた方が良さそうなので、ドテラ流しで釣りを再開することにした。
運よくこの時点でも海はまだベタナギ。ミンコタなしでも十分に釣りになりそうだったが、次第に風が吹き出すとあっと言う間にボートが流されてしまい、かなり釣りづらくなってきた。このポイントも全く釣れる気がしない。
良型イトヨリダイを手中
11時50分。さらに風が強まってきたので「大久保の鼻」へ戻ることにした。しばらく釣りをしていても朝方と変わらず魚からのシグナルがないため、妻が引っ越し先のマリーナ前での釣りを提案してきたので移動。このポイントならいつでもマリーナに逃げることができるのが心強い。水深42m、砂泥地で仕掛けを下ろしてしてみた。
風が強いのであまりボートを流したくないとの思いからミンコタはスポットロックにする。残り時間も少なくなってきたので、それまで置き竿で使用していたタックルは、プラビシ仕掛けのアジ狙いにチェンジしてお土産確保を目論んだ。アマダイ仕掛けのロッドを置き竿にしてまきエサ(アミ姫を使用)を振っていると、妻が「置き竿にアタリが来ているよ」と教えてくれたので、慌ててロッドを持ち替えてアワセを入れると強い手応えを感じた。
電動リールのラインを巻いてくると水面に姿を現したのは良型のイトヨリダイ。最後は妻が差し出すタモでキャッチして、なんとかオデコから脱出することができた。
イトヨリダイ登場(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)一方彼女には相変わらずアタリがなく、彼女はディギングを諦めノーマル(片テン吹き流し)仕掛けに替えて置き竿で狙い出した。青イソメを2本のハリに付けてタナをかなり高めに設定してロッドホルダーにセット(後に彼女は、どうせ釣れないし面白半分でやってみたと言っていた)。
しばらくすると「きたかも!?」と言って彼女は真剣な表情でリールを巻き出した。ロッドは良い感じに叩かれ、「遂にやったか!?」と思いながら水面を覗いていると本命のシロアマダイの姿を確認。今度は筆者がタモで掬って無事にキャッチ。納竿40分前に奇跡が起きた。
彼女は人生初のシロアマダイに大興奮。「余韻に浸っていたい」と言ってしばらく釣った魚を眺めていた。ちなみに筆者も美味い酒が飲めると思い大興奮。マリーナの引っ越しがなければこのポイントで釣りをすることもなかったかと思うと、運命の1匹に思えてならなかった。
当日の最終釣果
筆者:イトヨリダイ1匹(35cm)
妻:シロアマダイ1匹(33.5cm)
ヤマハマリーナ沼津に無事入艇
ボート引っ越し先の「ヤマハマリーナ沼津」に電話で連絡するとスタッフが桟橋で待機していてくれて、上架方法の説明など受けた。無事に入艇も済み、これからのマリンライフも夢と希望で一杯だ。
(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)アフターフィッシングを堪能
釣った魚は、マックスバリュ沼津南店内にある「山正鮮魚部」に持ち込んで、シロアマダイは刺身、イトヨリダイは湯引きにしてもらい、他に購入した魚の刺身と一緒に盛り付けてもらった。
刺身(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)他にも、当日の夕飯の楽しみとして、マリーナでお気に入りのお弁当も注文しておいた。
また後日、料理したシロアマダイの松笠揚げやイトヨリダイのフライ、それら2種の魚のアラで作った潮汁も絶品だった。
今後の展望
沼津のアマダイはシロ、アカ問わず年中狙えるので是非お薄めしたい釣り物の一つではあるが、これから暖かくなり春本番となると、マダイやクロダイなどの活性も上がってくるので、こちらの動向も楽しみでならない。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
出船場所:ヤマハマリーナ沼津

