コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓

琵琶湖八珍にも選ばれるホンモロコ。琵琶湖の固有種で、コイ科で最も美味とされる。中でも産卵のため接岸する春先は、絶品といわれる子持ちが狙える季節。なかなか機会に恵まれなかったが、今回ようやく釣行することができた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

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淡水の釣り 小魚釣り

固有種ホンモロコを狙う

3月15日、向かった先は定番スポットの滋賀県近江八幡市の長命寺川だ。昼すぎに到着すると川岸にはズラリと車が並び、サオを出す隙間もない。下流に移動し、何とか駐車スペースを確保して準備にかかる。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓ホンモロコ狙いのタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

周辺の釣具店には専用のご当地仕掛けもあるが、今回は入手しやすいワカサギ仕掛けを流用した。エサはアカムシのチョン掛け。普段アジやメバルに使っているライトタックルに、3号のオモリをセットしてブッコミ釣りで狙う。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

先行者に状況を聞くと、まだ数匹とのこと。食いが立つのは朝だというが、やはり日中になると厳しいのか。とはいえ出遅れたものは仕方がない。サオを2本、遠近に投げ分けてアタリを待つ。

即アワセはNG

しばらくすると遠投したサオに食い上げのアタリ。サオを手に取るとブルブルという生命反応があった。慎重に巻き上げると10cmほどの小魚が2匹掛かっている。魚体を確認すると、どちらも本命のホンモロコだ。しかし、ここからが続かない。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓長命寺川(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

たまに小さなアタリはあるもののヒットには至らず、何度も空振りを繰り返す。どうやら即アワセはNGのようだ。少し食わせの間を置くと、1匹、また1匹。ペースは遅いが、安定してヒットするようになった。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓エサはアカムシ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

コツをつかんで連発

目標に手が届いたのは午後2時。10匹釣ったらタナゴのポイント開拓でもするつもりでいたが、気のせいかアタリの出る間隔が少し短くなったようだ。まだエサも残っているので、もう少し粘ってみることにした。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓ホンモロコゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

このころになるとコツがつかめてきたのか、アタリを高確率でヒットに持ち込めるようになってきた。そんなタイミングでまさかの根掛かり。仕掛けを丸ごとロストするという大失態だ。

新しい仕掛けをセットするのも面倒なので、ここからは1本ザオ。投点によるアタリの頻度に大差はなかったので、まあ何とかなるだろう。アカムシの色が薄くなれば即交換。細かい作業が半分になったのは老眼にとって嬉しい副産物だ。

22匹キャッチ

連発にはほど遠いがポツポツ数を増やしていると突然、ただでさえ強かった風が急激に勢力を増した。これを機に、周囲の釣り人は一斉に撤収を開始。一方の私はというと、これでタナゴは完全に諦めムードとなった。

こうなると夕マヅメに期待したいところだが、所用もあってそれはかなわない。午後3時半まで爆風に耐え、22匹を数えたところで納竿とした。爆釣にはほど遠いが、初挑戦ということもあり個人的には満足といえる結果だ。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

釣果はエアポンプを入れて持ち帰り、胃の内容物を出し切るまで2日ほど生け越しにする。これは気持ちの問題かもしれないが、丸ごと食べる魚なのでやっておいて損はないだろう。

素焼きが美味

後日、七輪に炭を起こして素焼きにしてみた。身が焼けたら頭を下にしてアミに刺すと、身の脂が頭に回ってサクッと焼き上がるのだとか。ショウガじょう油で食べたがくさみは一切なく、香ばしいうまみが口の中に広がった。

コイ科で最も美味な『ホンモロコ』を釣る!【長命寺川・滋賀】素焼きに舌鼓七輪で素焼きに(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

琵琶湖のホンモロコは今後、桜が咲くころに最盛期を迎える。今度は天ぷらか甘露煮か。早くも次の釣行に期待を膨らませている今日このごろだ。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
長命寺川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年4月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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