12月現在、南紀ではキハダフカセが絶好調。40~50kgは当たり前のように釣れており、中には串モンと呼ばれるサイズも!キハダに混じってトンボ(ビンナガ)が釣れ出したので、13日は串本のTiger Fishing 奏丸さんのトンジギ便に突撃してきた。シーズン初期、数は釣れない代わりに来たらデカいので、タネトン狙いだったが、違う魚種が釣れたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
キハダマグロがヒット!
「あわせろ~もっともっと強く巻け~」と叫んだ気がします。最初は走らなかったので、トンボかなと思って、連鎖ヒットを狙っていましたが、6ozロッドが大きく曲がり、6kg設定のドラグからラインが出ている!?
ディープライナーSPY-N(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)スピードはないが、重量級の引きだ。小トンしか釣ったことがない彼には少々荷が重そうな魚がヒットしていると(俺の)タックルが教えてくれる。
死闘を制す
大急ぎでジグを回収しサポートする。ランが終わったのでドラグを2クリック締めると横走しだした。まだラインを出されたので、止まったタイミングでさらに1クリック締めると回りだした。船尾方向に回りながら浮いてくる。このままだとペラに巻かれる危険を感じたが、船長が横に付いて操船してくれた。
最後にキハダキャッチ(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)やがて魚が見えた。やはりキハダだ。最後の詰めで船底にラインが触れそうでヒヤッとしたが船長のモリが決まってキャッチ。キハダは丸々と肥えている。ジグを丸飲みしており、リアフックが喉の奥に掛っていたのだろう。サイズの割には大人しいキハダだったが、それでも李君はフラフラでしたね。
胃袋からスルメイカ丸ごと(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)30kg超えキハダ浮上!
船長がエラワタを抜いている間、残されたアングラーは必死にジグを操ったがノーバイトのままに帰港。初キハダは、エラワタ抜き27.8kg。正味なら軽く30kg超だろう。お見事!おめでとう!!
初キハダは30kg超え(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)今後の展望
キハダフカセは終盤だそうですが、年明けに小トンが入ってくればトンジギが賑わうことでしょう。串本周辺は黒潮の恩恵で厳冬期でも水温が高く、トンボはもちろんキハダやカジキも期待できますよ。
李君が釣ったのはうれしいが、考えてみりゃ俺のタックルだったんだよな~。それに俺がやれって言ったんだし……。ふつふつと悔しさが……、これはリベンジに行かないとね。
<田中こうじ/TSURINEWSライター>

