釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!

いよいよ4月。春本番です。毎年、「今年の春からは新しい趣味を持ちたいな」と、漠然と思っている人も多いはず。今回は、釣り初心者がやりがちなリールの取扱いについて解説します。

アバター画像 TSURINEWS編集部

お役立ち その他

初心者がやりがちなこと

さて今回は、釣具を買った後、釣りに行った際に気を付ける道具の扱い方について紹介します。

釣りを始めた頃は道具の扱い方はさっぱりわからない人も少なくないはずです。そのため、せっかく購入した道具を傷つけてしまったなんてことも。

リールの概要

特に釣り人でもやりがちなことがリールの置き方!

先ず、リールには大きく分けて2種類あります。スピニングリールとベイトリールです。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!ベイトリール

特にスピニングリールは、初心者でも扱いやすくいろいろな釣りに使用される万能選手です。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!スピニングリール

今回は、特にスピニングリールについて気をつけることを紹介します。

スピニングリールには特に丁寧に扱わないといけない部分があります。それは、スプールと呼ばれる糸を巻いているところとベール・ラインローラーと呼ばれる糸を巻き取る際に必要な部分です。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!スプールとベール・ラインローラー
 
スプールの周りの銀色の輪っかがベールと呼ばれるパーツになります。そして写真右上のベールの付け根にある金色の円形のパーツがラインローラと呼ばれ、ラインを巻き取る際に糸よれをなくす機能があります。

 

スピニングの置き方

繊細なパーツがむき出しになっているリールがスピニングリールですが、ほとんどの人が、リールを下にして置いているところよく見ます

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!スプールが地面に密着している

そしてほぼ毎違いなく、初心者の方はこう置いているように思います。筆者も釣りを始めたての頃はよくこれでリールをダメにしてきました。

この置き方をするとスプールはもちろん、ベールやラインローラーに傷がついてしまうことがあります。

ロッドスタンド

1番ベストな置き方が、ロッドスタンドに立てる方法です。最近では、クーラーボックスやタックルボックスの横に竿を立てられるロッドスタンドがついたものがたくさんあります。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!クーラー用のロッドスタンド

リールスタンド

しかし持っていない人はリールを上にして、ハンドルを地面に置く、もしくはハンドルの反対側にリールスタンドと呼ばれるパーツを取りつけ地面に置くだけでも傷つき難くなります。その際、スプールなどのパーツが地面につかないようにしてください。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!コレで地面からフリー

立てかける

タックルボックスや壁などに立てかけ直接地面につけないようにするのもおすすめです。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!リールを地面から離す

下向きがダメな理由は

なぜリールを下に向けて置いては行けないかというと、先程も説明した通り、パーツがむき出しであるがために、スプールなどのパーツに傷がつき易いためです。

その傷から最悪ラインが切れてしまうこともあります。そんなことで大物を逃したくはないですよね。

意外と釣り人でもできていないのがスピニングリールの置き方です。もちろん道具なので、使っていると摩耗します。最悪、壊れてしまうことも。

釣り場でのスピニングリールの置き方を紹介 実は釣果にも影響!丁寧に使おう

しかしせっかく買った道具、できれば長く大事に使いたいじゃないですか。

傷がついてしまった場合

それでもやっぱり傷がついてしまったという場合は、1番早いのがパーツの交換です。釣具店に取り寄せをしてもらいパーツを購入するといった形です。

ただ個々のパーツは割とお値段がはります。もちろんリールの種類などにもよりますが。

自分で直したい方は、紙やすりや砂消しゴムなどにオイルを垂らして傷をなめらかにするという方法をとっている人もいますが、オススメはしません。パーツを買った方が確実だと思います。

丁寧に使い楽しい釣りを

リールの置き方一つで、買い替えやパーツ取り寄せなど節約になります。

また竿の穂先を防波堤や港でも海側に向けて置くことも忘れずに。他の釣り人や歩行者に誤って踏まれ折れてしまうということもなくなります。

トラブルレスな楽しい釣行にしましょう。

<白川 /TSURINEWS・デジタル編集部>