2月7日、熊本県天草市牛深にある渡船・石鯛丸を使い、沖の瀬に渡してもらった。ダイビングペンシルを使った青物狙いロックショアゲームの開幕だ!
ロックショアゲームで青物
沖磯とくればロックショアゲーム!ダイビングペンシルを使い青物を迎え撃つ!今回のタックルはこちら。
潮が引いていたため、岬の先端に立ち遠投!ダイビングペンシルをきれいに泳がせることを意識して探るがチェイスもない…。
どうするか悩んでいると船長から電話が…。
船長:「中の瀬が空いてるけん行きますか?」
自分:「潮も動いてなかけん移動もありかな~行きます!」
移動し4kgヒラマサ!
10分後、中の瀬に上礁。海面を見ると無数のキビナゴが!
ダイビングペンシルを四方八方に打ち、様子を探っていると足元に流れが!そして、右方向にある岬へと流れている。
「あっちだな、あの先端出る。」釣り人特有の「釣れる」という勘が働き、岬から流れのど真ん中にルアーを打ち込み2回、4回、6回目のアクション…。
「モアッ!」「出た!出るぞ!」焦らず7回目のアクション後…。
「ドバーン!」「よし!乗った!」バイト後の素早い横への走り!
「よし!ヒラマサだ!でもそんな大きくないかな?」ゴリ巻きで取り込んだのは4kgサイズのヒラマサ。
写真を撮って次を狙うと、先ほどのファイトで居つきと思われるヒラマサの活性が上がったのかバイトはしてくるものの、乗らずにいろいろ試していると石鯛丸の船長が
船長:「裏側の風がなくなったんで行けますよ、あっちの方がボイルしよる。」
自分:「ボイル?行きます×2」
すぐに裏側に回ると先ほどの数倍のベイトと鳥山!周りを見ると「あ~こりゃ1投目で出るわ。」遠投し、2アクション目!
「ドバーン!」「ほらね!ってなんで食いミスかい!」
2尾目はブリ!
次は左右に1投ずつ投げ、もう一度正面に遠投したその1アクション目「ドバーン」「おっ!来た×2!デケッ!」掛けた瞬間の重量感は先ほどのヒラマサよりかはあるかな?
「お?お?めっちゃ引きますけど、これ潮に乗ったな…」ゴリ巻きで応戦し、手前まで寄せたところでガッカリ…。
「これは~ヒラマサの偽者じゃないか!」そう!ブリ。「ハリ外れてもいいんだけどな(笑)」だがガッツリ掛かってるようで「上げるか!」
ランディングしたら腹回りがメタボなブリ!「うまそうだな…晩飯!」
エラをナイフで切り尻尾を落とし血抜き、目玉の上にある窪みにペンチを差し込み脳ジメ!最後は、切った尻尾から見える骨の上にある、つまようじほどの直径の穴に神経ジメのワイヤーを通していく。途中まで刺すと背ビレが動くが、最後まで刺すと目玉が動くので、それが神経ジメをできている証拠でもある。
ここまでやって、やっと新鮮な状態でお持ち帰りができる!