夏の釣り物は沢山いるが、中でも釣って楽しく美味しい人気な沖釣りターゲットといえばタコが挙げられる。今回は明石のブランドタコを狙って釣行してきた。初めての船タコ釣りながら十分に楽しめたのでその様子をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター高橋凪)
上げ潮は不発
潮止まりを抜け、上げの時間帯に入り活性が再び高まるのを予想していた。しかしここに来てアタリが止まった。怪しい乗りも1度もない。しかし隣の友人はカラーローテを頻繁に行い良型2杯をキャッチ。さすが釣れない時間帯の立ち回りは流石である。
私も小突き方を変えたりキャストして広い範囲を探るなど試行錯誤をしてみたものの追加キャッチは出来ずストップフィッシングとなった。
タコ料理に舌鼓
帰宅後はタコブツ、アヒージョ、から揚げ、パスタ、たこ飯とタコ料理に舌鼓を打った。噛むほどに濃厚な旨味を感じとても美味しかった。外国産のタコですら高値が付くこのご時世。こんな地ダコのフルコースをお店で食べたらどれだけするのだろう。
マダコ好ヒット(提供:TSURINEWSライター高橋凪)ちなみにタコは持ち帰ったら即冷凍庫に入れよう。冷凍することで次の日にはヌメリが取れやすくなる。また生のままジップロックに入れ冷凍することで半年以上は美味しさを保ったまま保存が可能だ。食べたい時に前日解凍するか、流水解凍してから茹でて料理をつくろう。
タコ釣りで重要なこと
最終的の釣果は友人が11杯、私が8杯という結果だった。今回船タコをやってみて重要だと思ったことが2点ある。
潮
1点目は潮。これはかなり重要だと思う。潮止まり前後に時合が訪れるため、そのタイミングが狙える日を選んで釣行するとキャッチできる確率が高まると個人的に考える。
仕掛けのカラー
2点目はワーム、エギのカラーである。私はずっと同じカラーでやっていたこともあり、渋くなった際にアタリを出すことが出来なかったが、頻繁にカラーチェンジをしていた友人は渋い時間帯ながらも2杯のタコをキャッチしていた。このことから時間帯によって当たりカラーが変わると考えられる。
オクトライズウキウキクロー(提供:TSURINEWSライター高橋凪)アタリが出ない場合はカラーチェンジし果敢に攻めていく方がタコに出会える確率は上がると思う。
今後の展望
ここからはシーズン後半戦へと突入する。そして今後は数釣りから型狙いの季節に移ってくる。初心者には難しい時期となってくるが、テクニカルなタコ釣りが楽しめるだろう。皆さんにもブランドの明石タコを釣って、食べてこの夏のタコ釣りを満喫していただきたい。
<高橋凪/TSURINEWSライター>



