2月5日(火)、東京湾横浜山下橋の黒川本家から午前LTアジに釣行した。
南本牧沖からスタート
出船1時間前に到着、黒川剛俊代表とあいさつを交わし、店前の船着場から第二黒川丸に乗船。三村恭介船長と相談し船中の様子を把握しやすい右舷前寄りに釣り座を構えた。
7時、6人を乗せて出船。本牧埠頭を右手に見ながらゆったりと走り、航程10分ほどでエンジンスロー、南本牧沖の水深18m前後に到着。
船を微速で旋回させると1~2分で反応を捉える。「下から2~3mのタナでやってみてください。はい、どうぞ」と、投入OKの合図。
開始5分で初ヒット
仕掛けはハリス2号2mの2本バリ、エサは持参したパワーイソメを使用した。
釣り場の海況は曇り、風は北から風速3~7mと弱かったり、強まったり。埠頭に囲まれた地形から海面は静かで、船の揺れは小さかった。
満潮が6時ごろだったので、底潮の流れは緩いと判断。ビシを海底まで沈めたあと、約50cm刻みで上へ向ってコマセを振って、海中にコマセの煙幕を作り、底上3mにビシを合わせてアタリを待った。
コマセを詰め替え2、3投繰り返すと、開始から5分ほど経過したところで、左舷ミヨシの矢吹さんにファーストヒット。23cmのアジが抜き上げられた。
それから1分もたたないうち、同氏に2尾目がくると、同時に右舷後方の荒井さんも同級を釣り上げる。
船中入れ食いに!
「そろそろカメラの準備を」と、置き竿にしていた私にもギュンギュン、ギュンと派手なアタリがきて、竿を持ってゆっくりリーリング。
ミチイトを2mほど残して竿を立てると、ビシがすっぽりと手元に入って、仕掛けの先に本命がキラリと光った。
ビシをコマセバケツに入れたらハリスをたぐってスムーズに取り込んで1尾目。
この間、左舷胴の間で並んでいた安藤さんと石田さんにも同級がダブルヒット。30分ほど船中入れ食いとなり、荒井さんと安藤さんはツ抜け。
右舷胴の間で序盤苦戦していた長濱さんも調子を上げてきた。
しかし、このあと急に食いが落ちる。低水温で活性が低い時期の難しさを味わうことになる。
根岸湾ではポツポツ
少し深場の水深23m前後に移動。25cm級の良型にイシモチが交じって顔をだしたが、アタリは少なく、根岸湾のバース周りの水深18~20mのカケアガリへ。数カ所攻めるが、メバルとカサゴがポツポツとアタるのみ。
富岡沖で再度入れ食いに!
9時半、富岡沖の水深23m前後へ走る。すると、潮の流れがよく、やがて入れ食いモードへ突入。ここでも荒井さんと矢吹さんが手を休めないコマセワーク~タナ取り、誘いが威力を発揮。次々と抜き上げられていく。長濱さんも30cm級の良型を頭に型のいいアジを掛けていた。
一方、私はまめに手返しして、タナを変えたりいろいろと工夫をするものの、アタリに恵まれず、カヤの外状態。上げ潮に向かう潮止まりに近づいた11時ごろ、船長から延長のアナウンスがあり、なんとか5連チャンを味わって沖上がりを迎えた。