我が埼玉県を流れる荒川、入間川の河川敷には所々に竹林が広がっています。近年手入れが行き届いていないようで、本来の敷地を超え、タケノコが土手に生えてきては伐採業者が他の草と一緒に刈っている状態。「勿体ない!」ということで、筆者はGW明けにこれをせっせと採りに出かけています。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
下処理法
写真の淡竹はものの15分程度で採ったもの。採るのも簡単なら、下処理も簡単なのが淡竹(と真竹)の良い所。孟宗竹のタケノコに比べて小型という点のみ、皮を剥ぐ作業の面倒くささがぬぐい切れないものの、それさえ終えてしまえば後は10分程度茹でるだけで下処理完了。
大丈夫な人は……渓流釣りの特エサにでも(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)すぐに食べないのであれば、水煮の状態にし、タッパやジップロックに入れ冷蔵庫に仕舞っておけば一週間位持ちます。尚、注意事項一点。美味しいタケノコ、ということで虫(蛾の幼虫?)が入っているものも稀、ではなく、よくあります。この虫、見た目が結構グロイので、苦手な方は「やばい!」と思ったらそのタケノコは下処理中止が得策かもしれません(笑)
後は茹でるだけ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)料理
筍ごはんと煮ものは定番(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)柔らかくて甘みもある淡竹のタケノコ。
シナチク風炒め物とサラダ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)大きい孟宗竹のタケノコ程食べ応えはありませんが、ほぼ100%、同じ料理にできます。
春巻きもイイネ!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)たくさん採ってバリボリ食べましょう!
タマネギの代わりにタケノコでタルタル!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)淡竹と真竹は釣り竿にも
実はこの記事を書いている最中に知ったのですが、淡竹や真竹は釣竿(和竿)の材料にもなっているそうです。食用という認識でいた植物が、まさか釣りの、しかも主役級の材料になっていたとは。
「これは運命の出逢い!」と思い、ネットで購入してみようとしたのですが……天然の竹で作られた和竿はどれも高級品でして。この記事を書いている時点では、まだ「購入手続きへ」をポチッとする決心がついていません。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

