福井県の越前漁港へエギング釣行。若潮の夜、風と波に翻弄されながらも、キャストを繰り返して良型のヤリイカを2匹キャッチ。春アオリ調査も兼ねた釣行だったが、予想外の展開に恵まれたラッキーな夜となった。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・東川久美子）
TSURINEWS編集部
越前漁港でエギング釣行
4月上旬の夜、春アオリイカ調査を兼ねて、福井県・越前海岸方面にエギングに行ってきた。天気良し風良し。この日の潮は若潮で、なかなか良い感じ。このタイミングで何か釣れたら……という勢いでやって来た。
道中いつも通る道路は通行止め。何か嫌な予感が……。やって来た越前漁港には、先行者がかなり見えた。まだヤリイカの雰囲気むんむんのなか、場所は玉川の地磯に決定。ポイントも決まったのですぐにキャストを始めた。
だがこの日の予報とは違い風が前、横、後ろからかなり舞っている感じ。ロングキャストも強風で失速（汗）。この日はホントヤバいかも。始めて1時間ほどたったタイミングで、ようやく辺りも暗くなってきた。
突然ヤリイカヒット
ひたすらキャストを続け、エギも色や重さを変えて投げ続けた。当日は若潮だったが、潮がかなり効いていてエギが重く感じる。ロッドティップもまーまー持っていかれる感じ。「イカが乗ってるの？」と勘違いするほど重く感じた。
そんな時間が過ぎていくなか、それは突然の出来事だった。何気にシャクリを入れた瞬間、ロッドが重い。何やら違和感……。すぐに巻き取らず少し放置してからのアワセ。ん……何かがいるようないないような。
取りあえずゆっくり寄せてみる。すると正解！ヤリイカが釣れてくれている。うまく手元に取り込んですぐに仲間にキャストを促す。その間に記念撮影を済ませ、イカさんをジップロックに入れる。胴長30cmほどのヤリイカだった。
荒れていくなか突然のヤリイカヒット（提供：週刊つりニュース中部版APC・東川久美子）2匹目のヤリイカ手中
その後もアクションやポイントを変えてキャスト。群れではなかったのか、その後1時間は無反応。仕方ありませんね……。この日は暗くなるころから海がシケだして、波も高くなってきた。
あと10分ほどでやめようと思った瞬間、キターー！シャクリを入れてからの放置で微妙なアタリを捉えて鬼アワセ！
やりましたー！ようやくこの日2匹目を釣り上げることができた。最後の最後に釣り上げたヤリイカも、胴長30cmほどだった。
釣ったヤリイカは胴長30cmほど（提供：週刊つりニュース中部版APC・東川久美子）この後2投したが、波が怖かったので納竿とした。今回は風も波もあったが、ラッキーな一日だった。アオリイカ調査の方だが、こちらはまだ早いことも分かった。
＜週刊つりニュース中部版APC・東川久美子／TSURINEWS編＞
越前漁港
