三重県での一泊二日のヤエン釣行をレポート。サーフからの朝マズメ狙いで1.3kg超を含む5杯をキャッチし、移動後もヒットを重ねたが、2kg超の大物を目前でバラす悔しい展開も。とはいえ、車中泊を交えた充実の釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)
2日目の釣行開始
午前2時半頃に起床し、エサのアジと朝食を買いにエサ屋とコンビニを回り、4時少し前に再びサーフポイントへ。しかし朝マズメも不発で、まったくアタリがなかった。
昨日の3人組のヤエン師も泊まりで釣っていたようで、状況を確認したところ、昨晩20時頃に1.8kgともう1杯の合計2杯を釣ったとのこと。ただし、朝はまったく反応がなかったようだ。
それを聞いて、私は尾鷲のポイントへの移動を決意。3人組に「移動します、頑張ってください」と伝えて出発した。
尾鷲で1.19kgアオリイカ
尾鷲のポイントまで移動し、竿を出してから約1時間後にアタリがあった。慎重にやり取りし、1.19kgのオスのアオリイカをキャッチ。
移動先で仕留めたのは1.19kgのアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)その後、風が出てきて釣りづらい状況となる。海面を眺めていると、足元を1kgほどのアオリイカが回遊しているのを発見。すぐにアジを回収し足元に投入すると、最初は驚いて離れたが、アジだと気づくと猛ダッシュで抱きついてきた。
アオリイカはかなり沖まで走り続けて止まり、寄せては止まりを繰り返してヤエンを投入。無事にキャッチし、思わぬヒットで釣果を伸ばすことができた。
その後は夕マズメまでアタリがなく、心が折れそうになった。アジも7匹残っていたが、弱り始めていたため竿2本だけ残して片付けに入った。
片付け中に大物ヒット
竿以外の片付けが終わる頃、辺りが暗くなり始めた。普段ならこの時間帯にヒットがあるのだが、今日はないだろうと油断していた。
しかし、なんと2本の竿に同時にアタリが発生。1本目の竿を持ってやり取りし、小型ながら無事にキャッチ。2本目が気になったのでやや強引に取り込んだ。
続いて2本目の竿を持つと、かなりの重量感。2kgは超えていそうだと感じながら慎重にやり取りし、ヤエンを投入。到達を確認してアワセを入れたが、掛かった感触がない。
何度かアワセを試みたが掛からず、寄せてみると、ヤエンがアオリイカの目の前でラインに絡んでいて、実際には到達していなかった。しかもアオリイカは確実に2kgオーバー。
ヤエンを回収しようにも、アオリイカが動かず、ギャフを近づけたところで走られてしまった。数度やり取りを試みたが、ついには離され、無念のバラしとなった。
諦めたのが失敗だった
これは勘だが、同時に2本にアタリがあったことから、群れが入ってきた可能性が高い。諦めてアジを逃がしてしまったのが、最大の失敗だった。
翌日も休みだったので、諦めずに粘っていればと後悔。次回こそはこの経験を活かしたい。
大物は逃したが良型に巡り会えた(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)<ナカイカ/TSURINEWSライター>


