釣りターゲットとなる魚にはそれぞれランカーサイズが往々にしてある。しかし、一言にランカーと言っても魚によってその釣獲難易度はバラバラだ。今回は私の独断と偏見によってそれらランカーの難易度を設定してみようと思う。また、陸からなのか船からなのかで難易度が大きく変わるので、今回は釣りの方法を「陸からのルアー釣り」で統一する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
ヒラメ
難易度★★★★★
ヒラメ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)大型ヒラメはザブトンと呼ばれ、そのサイズは70cmを超える大型を指す。基本的にヒラメを狙う場合はサーフフィッシングが一般的だが、近年は人気上昇によりアングラー=ライバルが増えた。人気釣り場となれば日の出前からスタンバイしているアングラーが多く、出遅れて希望のスポットにエントリーすらできないということもしばしば。
そもそもそんなに数が出る釣りでもない。ライバルが多いうえに一見なんの変化もない砂浜の離岸流や地形変化を見極める技術が無ければコンスタントにヒラメの釣果を出し続けるのは難しい。50cmオーバーでも釣れれば十分満足なサイズであり、ランカーサイズともなれば難易度はかなり高いと言って良いだろう。
メバル
難易度★★★★★
尺メバル(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)30cmからのサイズがいわゆるランカークラスであり、通称尺メバル。メバルの成長速度は遅く、尺になるには10年以上掛かると言われている。それだけの期間を生き延びた尺サイズともなれば警戒心が高く、人の気配がある場所には基本的にはあまり寄り付かない。
磯や沖に面した街灯の無いテトラ帯等からの釣りで狙う事になる。釣り場的な難易度と希少性から難易度は最高に設定した。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>


