1月25日(土)、沼津にて、俳優のミルクティ圭介さん(以下:ミルクティさん)と妻と3人で静浦港「第八幸松丸」に乗り込んでアマダイを狙うことにした。全員安打に加えて今年の干支に相応しいアノ魚まで釣れて幸先の良いスタートが切れた気がしたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
水深100mでアカアマダイを手中
船長は、船を水深100m弱のポイントへ移動させた。すると手巻きリールで挑んでいたミルクティさんが本命のアカアマダイ(以下:アマダイ)をキャッチ。
アカアマダイがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)筆者は釣具店で大型のアマダイのヒット率が高いと勧められたホタルイカをエサにして、誘いをかけるとズッシリとした乗りを感じた。
そのまま電動リールを巻いてくるとかなり強い抵抗のため、思わず「今日のヒーローは俺だ」とほくそ笑んでしまった。ところが、水面に姿を現したのはウミヘビ!そのまま仕掛けを切って海にお帰りいただくことにした。
ウミヘビがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)これにはがっかりしたが、今年の干支は「巳」ということなので、竿始めでウミヘビが釣れたのは、きっとおめでたいことなのかもしれないと前向きに気持ちを切り替えた。
ミルクティさんは小型のアマダイを追釣(シロアマダイだったかもと後日報告あり)。その後は3人で外道を連発した。まずは妻がヒメ、次に筆者がアカボラ、最後にミルクティさんがイトヨリダイと、五目釣りも狙える雰囲気になってきた。
イトヨリダイも釣れた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)しばらくすると妻が電動リールのラインを最高速で巻き上げている。筆者はエサの確認かと思っていたが、遂に彼女も本命のアマダイを抜き上げた。
本命のアマダイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)ミルクティさんはエンジン全開でアマダイの連発に加えてカサゴとタマガシラの一荷釣り、アカボラを釣り上げ見事に五目釣りも達成。妻はまたしても最高速でラインを巻き上げアマダイを追釣。
アマダイ追加(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)その後、筆者はヒメが釣れたのみで、結局本命は第1投目に釣れたシロアマダイ1匹に終わってしまった。しかし全員安打達成で皆大満足の釣行だった。
今回好調だったミルクティさん(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)当日の釣果
ミルクティさん:アマダイ(シロアマダイ1匹含む?)4匹(19~31cm)、イトヨリダイ1匹(30cm)、アカボラ1匹(22cm)、他カサゴ、タマガシラなどの根魚を複数匹。
筆者: シロアマダイ1匹(25cm)、アカボラ1匹(20cm)、ヒメ1匹(20cm)、ウミヘビ。
妻: アマダイ2匹(24〜25cm)、ヒメ1匹。
「松福」でランチ
釣行後はマックスバリュー沼津南店内にある「山正鮮魚部」に釣った魚を持ち込み、さばいてもらうことにした。
待ち時間の間に地元で人気のラーメン店「松福本店」で3人でランチ。筆者は豚骨ラーメンを注文した。寒い冬の釣りの後のラーメンは最高だ。
松福本店の豚骨ラーメン(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)アフターフィッシング
夕飯はシロアマダイとアマダイを刺身で食べた。アマダイの美味さはさることながら、シロアマダイの美味さは別格だった。
アカアマダイとシロアマダイの刺身(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)妻も同感で、次回は良型のシロアマダイを釣ってたくさん食べたいと言っていた。釣行後、彼女は筆者を上回る本命の釣果を挙げ、どや顔。さらには壊れたレコードのように「タナが重要」と筆者に聞こえるように何度も呟いていた。
今回の釣行は第1投目にシロアマダイを釣ったり、今年の干支に相応しいウミヘビが釣れたりして、自分の釣り人生の中でもとても良い思い出になった。次回はシロ・アカ問わず、サイズアップと複数安打を目指したい。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>




