12月22日は真冬に家族で楽しめる釣り場に行ってきた。兵庫県・猪名川町の北田原マス釣り場だ。今回は娘のかんなと姪っ子の息子らく君と訪れ、ニジマス釣りやたき火、ホルモン鍋を満喫した。親切なスタッフのサポートもあり、初心者や子供でも安心して釣りを楽しめる。釣った魚はその場で塩焼きにして味わい、冬のアウトドアを堪能できた。自然の中で過ごす特別な時間を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
家族でマス釣り
こちらは釣り場が広く、たき火、バーベキューなども楽しめるので、小さい子供からお年寄りまで楽しめる施設だ。入場は私と娘のかんな、姪っ子の息子のらく君と貸し切り入場した。貸し切りは状況によって金額が変わるので、店に問い合わせてほしい。
取りあえず3人だけなので、比較的小さいファミリー向けのエサ釣りエリアを貸し切らせてもらった。
早速たき火をしようと、らく君とかんなが池の横に穴を掘り、大きめの石で囲んで炭の入れる暖炉を作った。火を起こして暖を取っていると、親切なスタッフが来てニジマスを放流してくれた。
スタッフが「魚を見てみる?」とらく君に魚を見せてくれた。放流用のバケツを見ると、30cmを超える大きなニジマスばかりだ。聞くと、このサイズが一番小さいらしい。「それでは放流します」と、結構な数を入れてもらった。
早速ヒットし大喜び
らく君がレンタルのノベザオでエサを付けて投入すると、すぐにヒットした。幼児のらく君だが、5m近いサオを持ち上げニジマスをゲット。大きな声で、「かんなー見たかー」と叫びながら大喜びしている。
ルアーでもキャッチ
私はルアーのタックルを持ち込み、ミノーを投げてみた。ゆっくりと一定のスピードで巻き取ると、1投目で良型ニジマスがヒット。ランディングネットですくってゲット。貸し切りのみルアー、エサ釣り、フライOKなのだ。
小学校4年生のかんながルアーをやりたいと言うので、タックルを渡すとやはり難しく飛ばすことができない。すると親切なスタッフが、かんなに投げ方を教えてくれた。数分たって、かんながルアーを投げるとうまく飛んでいった。
ゆっくりと巻いていると、ニジマスがヒット。かんなは大喜び。北田原マス釣り場のスタッフはベテランなので、分からないことがあれば釣り方を教えてもらえる。初心者やニジマス釣りに興味のある人は、ぜひ行ってもらいたい。
釣った魚を串焼きに
ある程度魚をキープしたので調理場に行き、ウロコと内臓を取って串焼きにする。手作りの暖炉でじわじわ火を通していく。ホルモン鍋も持参したので、その横で火にかけた。3人で暖かいたき火を囲み、魚が焼けるのを待つ。
ぐつぐつとホルモン鍋が沸騰したころ、ニジマスの塩焼きが完成したのでアルミの器に移すと魚が、大き過ぎて入らない。半身をらく君に取り分け、残りをかんなに渡すと、2人ともおいしいと一瞬で完食。
おにぎりとホルモン鍋でお昼ごはんを終えて、子供の大好きなマシュマロを串に刺してあぶると、これには子供たちは大喜び。
釣りもいいが、何より自然で砂遊びやたき火、釣った魚をその場で食べて、子供たちは非常に良い経験ができたと思う。
持ち帰りの10匹までは持ち帰れるので、残りの7匹を家で塩焼きと唐揚げにした。遊び疲れた子供たちは、夕食が終わるとぐっすりと眠っていた。
<週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳/TSURINEWS編>