堤防からサッパを泳がせたらブリ釣れた!【三重・紀伊長島】サビキではアジ入れ食いも満喫

堤防からサッパを泳がせたらブリ釣れた!【三重・紀伊長島】サビキではアジ入れ食いも満喫

12月15日、三重県・紀北町の紀伊長島港周辺に釣行した。1週間前、船釣りの帰りにのぞいてみると、サビキでアジが釣れていた。アジの南蛮漬けが食べたいということで、次は堤防のアジを釣りに決定。ついでに釣れたアジを泳がせるノマセ釣りでヒラメや青物を狙うことにした。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

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堤防釣り 海釣り

紀伊長島港周辺でアジ釣りと泳がせ

午後1時すぎに到着。前週同様にアジが釣れているか見ていると、どうやら釣れていない感じ。釣っている人に状況を聞くと、朝は釣れていたが、今の時間帯はダメみたいだ。夕方の時間帯にアジが回ってくるのを期待し、取りあえず支度をして釣り始めた。

タックルはエギングロッドにサビキ仕掛け。泳がせ釣りはシーバスロッドを使う。サビキでエサのアジ確保をもくろむと、開始早々にアジが釣れた。幸先良いスタートだ。もしかしたらアジ釣れる?釣れたアジを背掛けにして泳がせ釣りをスタートする。

堤防からサッパを泳がせたらブリ釣れた!【三重・紀伊長島】サビキではアジ入れ食いも満喫当日使った仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

ゲスト連発で苦戦

泳がせ釣りのアタリがあるまではサビキをするが、ネンブツダイの猛攻でアジはさっぱり。仕方がないのでネンブツダイをエサにもう一本泳がせタックルを準備する。

ここでアジエサのリールがジージーと鳴り、アワセを入れたがアジを取られてしまった。もしかしたらアオリイカだったかもしれない。これでエサがなくなったのでサビキを頑張るがアジが釣れない。釣れるのはネンブツダイ、カサゴ、オオモンハタ。エサになりそうな魚が釣れず大苦戦。

近くでは釣れないので投げサビキで遠くのポイントを探るとキスが釣れた。これはエサになるので仕掛けを投入。ネンブツダイのサオを確認するとエソが釣れていた。

サッパの泳がせでブリ登場

午後4時を過ぎてもアジからの反応はなく、泳がせ釣りもアタリがないまま。そろそろ終了かなぁと思っているとサッパが釣れたので、これをエサにする。続いてアジが釣れたので、弱っていたキスと付け替えた。

すると、サッパエサのリールがジージーと鳴り、しっかり魚がのみ込むまで待って慎重にアワせるとヒット!めちゃくちゃ引く!これはデカイ。引きからしてヒラメではなさそう。青物だろうか。リール巻いてはイトが出されの繰り返し。少しずつ近くに寄ってきてシッポがちらっと見えた。デカい!

めっちゃ引く魚は逃げようと必死。私も強い引きに耐えて必死にリールを巻く。ようやく魚の顔が水面に上がった。ブリだ!無事タモに収まり仕留めることができた。堤防からブリを釣るのは初めて。とても感動して大満足だった。

堤防からサッパを泳がせたらブリ釣れた!【三重・紀伊長島】サビキではアジ入れ食いも満喫ブリをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

日沈後はアジが入れ食い

日が沈んで暗くなったので泳がせ釣りは終了。常夜灯周辺に移動してサビキでアジを狙うと、開始から15~20cm級が入れ食い状態。たんまり釣れたので午後8時に終了した。最後にアオリも狙ったが反応はなかった。

夕方のワンチャンスに予期せぬ大物のブリ、そして夜釣りのアジの爆釣。大満足の釣果となった。ブリは刺し身と照り焼き、アジは南蛮漬けとフライ、骨唐揚げにしたが、とてもおいしかった。

堤防からサッパを泳がせたらブリ釣れた!【三重・紀伊長島】サビキではアジ入れ食いも満喫当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>

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紀伊長島港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。