釣具店スタッフにとって、お客様からの質問はコミュニケーションのきっかけであり、釣りをサポートする大切な役割を担う。その中でも「嬉しかった質問」には、釣り人との信頼関係を築くエピソードが詰まっている。今回は「釣具のポイント」の店員156人にアンケートを実施し、最も嬉しかった質問TOP5を発表。釣具店ならではの温かい交流の場面を紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・矢羽田貴之)
ユニークなおもしろ回答も発見
アンケートの中には、思わず笑顔になったユニークな質問も混ざっていた。ここからは、その面白かった回答をいくつかピックアップして紹介したい。
何歳ですか?
年齢を尋ねられるのはスタッフにとって少し意外だが、親しみを持って質問されることでお客様との距離が近いことを実感した質問として挙げられていた。
とりとめのない話題から会話が広がり、次回の来店時にも笑顔で話しかけられるきっかけになったようだ。
転職先の近くに店舗はありますか?
こちらは、遠方への引っ越しにもかかわらず、釣具のポイントを利用したいという愛着が伝わる質問だったとのこと。
スタッフは、その地域にある店舗情報を丁寧に案内した。今後もお客様とのつながりが続くことを感じられた嬉しい出来事だ。
好きなルアーが同じ
お客様とスタッフのルアーの好みが一致すると、自然に会話が盛り上がる瞬間が生まれるようだ。同じルアーを愛用していることで共通の釣りの話題が広がり、釣り仲間のような雰囲気が生まれたとスタッフは語る。
私のこと覚えていてくれたんですね
一度だけ接客をしたことがある来店者のことを覚えていて、それを踏まえて二度目の接客をした際にかけてもらった言葉とのこと。
短い会話でもしっかりと記憶に残すことを心がけているスタッフにとって、この質問は大きな喜びだった。お客様一人ひとりとのやりとりを大切にしている姿勢が伝わった瞬間だったという。
筋肉フィネスの方ですか?
こちらはワードパワーが強いため、思わず目に止まってしまった質問だ。調べてみると、釣具のポイントのスタッフがブログで発信したバスフィッシングの釣法の一つのようだ。
ブログ記事で紹介した釣法について直接質問されるのは、情報発信者としてのやりがいを強く感じる瞬間だ。自分の知識が釣り人の参考になっていると実感し、モチベーションがさらに高まったようだ。
好きな食べ物は何ですか?
釣りとは全く関係のない質問だが、スタッフは驚きながらも心温まるひとときだったという。意外な話題がきっかけとなり、普段とは違った形でお客様と打ち解けることができた。
心温まる釣り人と店員の交流エピソード
今回のアンケートでは、釣果報告や感謝の言葉など、人とのつながりを感じる質問が特に嬉しいと感じられていることがわかった。釣具店スタッフにとって、お客様の質問は単なる仕事の一環ではなく、釣り人と共有する喜びの瞬間でもある。
釣具店は、釣り人にとって道具を手に入れるだけでなく、交流を通じて釣りの楽しさをさらに広げる場でもある。この記事が、釣具店での素敵なやりとりの参考になれば幸いだ。
釣り情報が手に入る「釣具のポイントアプリ」
釣具のポイントが提供する公式アプリでは、釣りをサポートする便利な機能が満載。「TSURINEWS」の記事もアプリ内から閲覧可能で、最新の釣り情報やテクニックを手軽にチェックできる。
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<藤田浩平/TSURINEWS編集部>