自作ルアーのテストと、ロックフィッシュ用ベイトフィネスロッドでの軽量ルアーのキャスティング性能を確認するため、滋賀県の管理釣り場に足を運びました。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・田村昭人）
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当日の状況
12時から16時までの日中に釣行。晴天ながら時折吹く風で体感温度はかなり低く、冬の訪れを感じる一日でした。
使用したタックル
ロッドは7フィートのライトソルトゲーム用ベイトフィネスロッド。リールはダイワの月下美人AIRTW。ラインはPE0.6号と、リーダーにフロロ1.5号を使用しました。
ルアーは管理釣り場用のクランクベイトとフェザージグを数種類に、自作ルアーのシャロークランクを持参しました。
自作ルアーについて
素材には天然木パープルハートの端材を使用。紫色をした美しい樹種で、自然の色を生かしたプラグを作成しました。目玉にはシール、アイにはヒートンを打ち込み、最後にウレタン塗装で仕上げています。
パープルハートの端材を使用（提供：TSURINEWSライター・田村昭人）当初はブラックバス用シャロークランクとして製作しましたが、素材の比重が高く、想定よりも速い沈下速度になってしまい、野池だと即根掛かりの可能性が大…（笑）
沈下速度が速すぎた初期バージョン（提供：TSURINEWSライター・田村昭人）持ち帰ってボディを薄く小さくし、トリプルフックをシングルフックに変更した所、エリアトラウトに使えそうなスローシンキングクランクになったため、管理釣り場でのテストを決意しました。
ボディやフックの改良でスローシンキングに（提供：TSURINEWSライター・田村昭人）12時に管理釣り場到着
平日の寒い日だったため、2つある池のうち1つは貸切状態。自作シャロークランクを試すには、他のアングラーにも迷惑をかけず、丁度いい状況です。池には30cm程度のニジマスが放流されています。
早速、自作ルアーを付けてキャスト。池の端までよく飛ぶ飛距離は良好です。ゆっくり巻いてくると一定のレンジでトロトロと頭を振りながら泳ぎ、アクションも悪くありません。ただ、ニジマスは追ってくるものの食わない状況が続きます。
巻きスピードやレンジを変えたり、フォールで誘ってみるもののバイトまで持ち込ないので、市販ルアーのTSURUGIYA・gan管玉クランクD TR（2g）に変更。すると即ヒット。その後も連続ヒットでニジマスを3匹釣り上げました。
市販ルアーではあっさりヒット（提供：TSURINEWSライター・田村昭人）大物がいる池に移動
大物がいる池に移動しましたが、反応は渋く、先行者の方によるとフェザージグのみ反応があるとのこと。しかし、プラグでの釣果を求めて自作クランクを投げ続けましたが、反応はありませんでした。
そこで、ベイトフィネスロッドの性能テストに切り替え、0.5gのフェザージグを投げたところ、対岸近くまで届きました。サイドキャストで軽いルアーもよく飛び、0.2gまで軽量化しても十分な釣りが可能。ゆっくりと落として一定の層を狙うように巻いてヒットを重ね、最終的に4匹を釣り上げ、16時に納竿としました。
振り返り
残念ながら自作ルアーでは釣れませんでしたが、いろいろと課題も見えた気がします。シンキングよりもフローティングの方が反応は良さそうなので、軽い樹種の端材が手に入れば、試しに自作してみようかと思います。
また、ロックフィッシュ用のベイトフィネスロッドは0.2gから2gまで対応できたので、汎用性の高さを再認識できた有意義な釣行となりました。
ベイトフィネスロッドで釣り成立（提供：TSURINEWSライター・田村昭人）＜田村昭人／TSURINEWSライター＞
