初釣りはホームグラウンドになりつつある南紀・安指に1月4・5日と1泊2日で釣行。強風の中、寒グレ狙いのフカセ釣りを満喫してきた。
強風対策で釣果に差
串本で温泉に入って疲れを癒し、ログハウスで泊まって2日目。さらに風が強い予報で出船が危ぶまれたが、何とかケタに渡礁できた。
この日は、朝から暴風。横風でまともに仕掛けがなじまない。2号のミチイトが風を受けて、どうしてもウキが仕掛けを引っ張ってしまう。ウキを沈ませればいいのだが、風で穂先がぶれるので、食い渋るグレのアタリが取れない。
いつもの1.5号ザオならミチイトも細くでき、小さいアタリも穂先で取れるのに…と思わずにはいられなかった。
そんな横風の中でもSさんは順調に掛けていく。
聞けば、風対策にミチイト1.5号、ロッドは4.8mを使用していたらしい。どおりで同じように仕掛けを入れても流れる方向、スピードが違うはずだ。改めて、寒グレにおける道具の大切さを思い知った釣行であった。
この日、私が37cm頭に3匹、Kさんは2匹、Sさんは8匹であった。これから、北西の風が強い日が多いと思うが、風さえ攻略できれば安指のグレは面白そうだ。
<週刊つりニュース関西版 APC・田中耕二 /TSURINEWS編>
初田渡船