11月6日午前6時、愛知県・南知多町片名漁港に到着。最盛期となる冬に向けて人気上昇中のカットウ釣りをするため、おざき丸に乗り込んだ。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版編集部）
TSURINEWS編集部
2024年12月9日
40cmのクロダイ手中
波風が強いときの強い味方となったタイム釣りだが、空アワセして掛けるにもさすがに1mを超える波や10mに迫る風に苦戦し一筋縄ではいかない。それでも根掛かり上等で投入し、小ぶりのショウサイフグ、コモンフグを追加していく。
早川さんタイム釣りでショウサイフグ（提供：週刊つりニュース中部版編集部）終盤に差し掛かっても、小ぶりなフグかカワハギが間隔を空けて釣れてくる程度。肝心なジャンボヒガンフグを捉えきれないまま沖上がりの時間が迫るなか、左舷胴の間の川原さんに強烈なヒットとともにギュン！とサオが絞り込まれた。
誰もがドラマチックなキロアップのジャンボヒガンフグの登場に胸を膨らませた。ヒットさせた川原さんは、サオの突っ込み方に違和感を覚えながらも巻き上げてくると、海面に現れたのはなんと40cm超えの立派なクロダイ。
思わぬゲストに一瞬微妙な空気に包まれたが、これをかき消すように納竿が告げられたのだった。
納竿間際にヒットした良型クロダイ（提供：週刊つりニュース中部版編集部）ジャンボサイズは釣れず
ジャンボヒガンフグにはお目にかかれなかったが、同船者の皆さんは終始カットウ釣りのあらゆるテクニックを駆使しながら波風や根掛かりと戦い続け、ある意味やり切った表情で帰港。「次こそはジャンボヒガンフグを釣るぞ」と、リベンジを誓い家路に就いたのだった。
これから少しずつ冷え込む日も増え、フグ釣りも最盛期を迎える。刺し身、鍋に唐揚げなどに最高のフグ。ぜひ釣りにチャレンジしてみてほしい。
目指せ！キロアップのジャンボヒガン（提供：週刊つりニュース中部版編集部）＜週刊つりニュース中部版編集部／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年11月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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