志賀島弘漁港でのテクニカルなアジングと、秋らしいサゴシ回遊の狙い方に挑んだ。早朝の静かなポイントで始まる釣りは、暗いうちから時合いを狙ってタックルを準備。ベイトを追うサゴシの回遊に合わせたジグキャストと、微調整が求められるアジングで多様な釣果を楽しんだ。悪天候や風の影響もある中で、秋の海の変化を感じる一日となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・鈴木泰也)
サゴシを狙って再釣行
毎週恒例の志賀島弘漁港の朝マヅメ釣行。10月19日は朝から雨予報なのだが、釣り場に来てみると天候の影響か土曜日にしては半分の人出。
濡れるのを覚悟でポイントに向かうと、常連さん2人がいたのであいさつし、間に入らせてもらう。南の風が強く8mほどの予報。追い風になるのでジグヘッドは飛ぶのだがライトリグには不向きである。
それでも0.25号のエステルラインを使用し探ってみるがアタリはない。早く来ていた常連さんに聞くとアタリはないとのこと。
風の影響で根掛かりを何度かしてしまい、うまくいかないのでタックルを替えサゴシを狙うかな……と、思っていると大雨に。濡れる覚悟はあったが、どうしようかと迷っていると30分でやむようだ。
サゴシの回遊が始まる
予報通り雨はやみ曇天の日の出を迎えると、サゴシの回遊開始!隣の2人がジグでヒットするも、私の位置からはバイトなく絶好の時間がすぎてしまった。
再度いい時間なのでアジングをしてみるがこれも不発。なんともちぐはぐな釣りである。
終盤でサゴシキャッチ
8時すぎ、アジも釣れないため次々と人がいなくなり、とうとう私1人に。しばらくするとサゴシの回遊が活発に。チャンス到来で粘った甲斐ありキャッチ!ジグは3本ほど持っていかれたが、これもサゴシ釣り。
水面を飛び跳ねてベイトを追うサゴシを見ると秋の到来を感じる休日だった。
<週刊つりニュース西部版APC・鈴木泰也/TSURINEWS編>
志賀島