秋の行楽シーズン。湖にボートを浮かべて優雅に釣りを楽しむ。そんな休日は、いかがだろう？10月中旬、山口県岩国市と広島県大竹市にまたがる弥栄（やさか）湖。一級河川の小瀬川に作られたダム湖だ。弥栄湖ではレンタルボートを借りて釣りをすることができる。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・中濱友也）
TSURINEWS編集部
弥栄湖でボートバスフィッシング
弥栄湖のレンタルボートは足漕ぎペダルとフットエレキの2種類がある。今回はフットエレキを借りた。
弥栄湖周辺略図（提供：週刊つりニュース西部版APC・中濱友也）料金は一日で7500円。受け付けを済ませて桟橋に向かう。出発前に係員の人が親切ていねいにエレキの操作方法や注意事項を教えてくれた。
いざ出港。エレキ操作は人生で2回目。邪魔にならないように沖に出て少し練習。感覚を取り戻す。エレキを初めて操作する人はボートがグルグル回ってしまうと思うが30分くらい練習すれば慣れると思うので頑張ってほしい（私も初めてのときはグルグルと回ってしまったものだ）。
午前中はノーフィッシュ
弥栄湖はバス釣りで有名で大会も開かれる湖だ。ほかにもニゴイが釣れるとのこと。湖で優雅に釣りをするだけでも楽しいが釣り人の欲がでる。
せっかく来たのだから、何か釣りたい。バスとニゴイが泳いでいるのを発見。ミノー、スピナー、バズベイド、ラバージグを試すも釣れない。午前中はノーフィッシュ、午後に期待だ。
当日のタックル（提供：週刊つりニュース西部版APC・中濱友也）
本命25cmを立て続けにゲット
午後はフリーリグでバスに絞って狙ってみる。ストッパー、シンカー、フックの順で取り付ける。ワームはストレートワームをチョン掛け。ストッパーとフックの間隔は約8cmに調整。フリーリグはシンカーがワームから離れて落ちる。より自然な動きでワームが沈下するので魚が食いつきやすい。
岩盤地帯のカケアガリを狙う。キャストしてシンカーが底に着いたら、ただ巻きで底を擦らせる感じ。アタリがなければサオ先で軽くアクション。たまに大きくシャクるのもあり。いろいろ試しているとヒット。25cmほどのブラックバス。小さいがうれしい。さらにヒット。同じくらいのサイズ。ここで帰船時間がきたので納竿とした。
試行錯誤して本命ゲット（提供：週刊つりニュース西部版APC・中濱友也）陸っぱりでは50cmアップも
釣果は小さいのが2尾だけだったが、湖でのボートフィッシングを楽しむことができた。弥栄湖は、かなり広い湖なので一日ではすべてを回ることができなかった。再度、来訪したい。
ちなみに、今回は二日間ボートを借りる予定だったのだが、火曜日は定休日だった（下調べをしっかりしよう）。
最後に、釣り終了後に陸っぱりのアングラーがいたので様子を見ていると、丸々と太った50cmアップを釣っていた。また、前日には62cmが釣れているとのこと。弥栄湖には、夢がある。
釣り場の弥栄湖（提供：週刊つりニュース西部版APC・中濱友也）
＜週刊つりニュース西部版APC・中濱友也／TSURINEWS編＞
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