秋から冬はアジングのベストシーズンで、アジの回遊量やサイズが増え、入門者やレベルアップを目指す人にとって最適な時期だ。初心者やロッド選びに悩む人におすすめなのが、オリムピックの23コルトUX。このロッドは名竿コルトシリーズのノウハウを活かし、コスパが高く、多くの支持を集めている。今回は同社スタッフの奥戸航氏に詳しく解説してもらった。
(アイキャッチ画像提供:オリムピック)
全9モデルの詳細
さて、ここからはコルトUX全9種類のラインナップについて解説していこうと思います。
23GCORUS-482UL-HS
シリーズ中最もショートレングスの接近戦に特化したモデルです。まるで指揮棒を振っているかのような使用感で非常に感度が良く、豆アジに対しては多少張りが強いものの、小型のアジのショートバイトも確実に感じ取ってものにできるポテンシャルを秘めています。
また、30cmを超えるサバとファイトしてもキャッチできるほどのパワーがあるため、突然大物がヒットしても安心して駆け引きすることが可能です。そのパワーが実感できるファイトの様子を動画で公開しています。
23GCORUS-542UL-S
夏の豆アジシーズンで活躍するショートレングスの近接戦特化モデルです。あえてハードソリッドティップを採用しないことで、アクションをよりマイルドにし、誰にでも扱いやすいロッドとなっているのが特徴です。
とはいえ、十分なバットパワーを備え、余裕を持ったファイトや抜き上げを行うことができるようになっています。ショートロッドを使ったことがないけど興味があるという人に、ぜひ手に取ってほしいとロッドです。
その繊細なアクション、魚との駆け引きの様子をぜひ動画でご覧ください。
23GCORUS-572UL-HS
漁港内や常夜灯周りを軽量なジグヘッドで探るのに適したモデル。ロッドはパッツン系のテイストになっており、先径0.7mmのハードソリッドティップを搭載していることで操作感が良く、非常に取り回しが良いロッドです。こちらも実釣の様子を動画で公開しています。
23GCORUS-612UL-HS
同レングスの612L-HSをよりマイルドにしたモデル。レギュラーファーストのテーパーとなっているのでウェイトを乗せやすく、キャストしやすいのが特徴。
また、1g未満のジグ単が扱いやすいため、湾内の漁港をメインフィールドにしている人に手にしてほしいロッドです。
23GCORUS-612L-HS
感度、バランス、操作性をとことん追求した一本。ジグ単の使用を目的とした設計で、ビギナーやロッド選びに迷っている人にぜひお勧めしたいロッドです。
ハードソリッドティップを搭載し、繊細な操作を行いつつアジを積極的にかけていく攻めの釣りに最適で、ベテラン勢にも満足いただける仕上がりです。
以上の2モデル、実釣の様子をぜひ動画でご覧ください。
23GCORUS-642L-HS
シリーズ中最もオールラウンドに使えるモデル。ジグ単からキャロやスプリットなど、あらゆるリグに対応できるのが特徴です。
場所を選ばず色々な釣り方にマッチするため、いろんな釣法を実践したい人や、さまざまなエリアに釣行する人にお勧めの一本です。このロッドについて動画で詳しく解説しています。
23GCORUS-6102L-HS
ロングキャストで広範囲を探れるロッド。重量のあるジグ単や軽めのキャロやスプリットショットリグを使用したディープエリアの攻略に重宝する一本です。
また、張りのあるブランクスで尺オーバーのアジも容易に寄せることができるバットパワーを秘めています。
23GCORUS-742L-T
高い足場や磯場でのロングキャストを目的としたロッド。キャロ、スプリット、メタルジグ、プラグの大遠投で遠くからアジを寄せてくるのに適したロッドです。
23GCORUS-7102ML-HS
シリーズ中最もパワーのあるモデルで、20gまでのフロートを遠投し、沖のアジをヒットさせることに長けています。また、ハードソリッドティップを搭載しているため、沖での操作性も良好なうえ、遠くのアタリも感じ取れる感度を持ち合わせています。
豊富な種類の中から自分に合った1本を選ぼう
23コルトUXシリーズは、圧倒的なコストパフォーマンスを誇りながら、さまざまなエリアや釣法にマッチしたラインナップを展開しています。
これからアジングを始めてみたいという人や、こういったシチュエーションにマッチしたロッドがもう1本ほしいといった人に最適です。
秋になり、これからアジングが本格化してきますので、ぜひ23コルトUXで楽しいアジングライフを送ってください!
<五井貴文/週刊つりニュース中部版編集部>