水深120mディープタイラバ!75cmマダイにブリ【京都府・丹後】

水深120mディープタイラバ!75cmマダイにブリ【京都府・丹後】

冬のディープタイラバで大型マダイ&良型ブリをゲット!西高東低の冬型気圧配置になり、日本海側で出船できる日も限られる季節となった12月20日、京都・舞鶴のシーホークに乗船して丹後ディープタイラバにでかけてきた。

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オフショア ソルトルアー

丹後のディープタイラバ

真冬になっても出船さえできれば、通年かわりなく釣れる丹後のディープタイラバだが、今季は表面海水温まで高い状態が続いており、いまだに夏の魚であるシイラがヒットしてくる状況とのことで期待できそうだ。

船は一路、経ヶ岬沖水深100mのポイントへ向かった。前日は大荒れの天気だったようだが、まだ波風が残っておりウネリも高い。しかし、南西の風と潮の流れがほぼ同じ方向から吹いており、釣りはしやすそうだ。

ハンドル30回転目で良型!

風と潮に押される船のドテラ方向への移動スピードが速いと判断して、少し重めの桜幻タイラバーQ180gのシンカーを。ベイトは小さいイワシとの情報から桜幻極細ネクタイユニットのゼブラロングカーリー2本を装着し、全体のシルエットは小さくなる工夫をして様子を見てみることにした。

水深120mディープタイラバ!75cmマダイにブリ【京都府・丹後】 良型マダイゲット

海底まで落として巻き上げる。

私はディープタイラバではリールのハンドル30回転(約20m)を様子見の一つの基準としている。

この日は、チラッと見た魚探の様子ではベイトフィッシュらしき反応がもう少し上まであった。このことからハンドル50回転(約30m)まで上げて探ってみることにした。

上げては下ろしを何度か繰り返していい感じのライン角度になった時、海底からハンドル20回転辺りで何かが追随してくるような感覚が桜幻鯛ラバーB68L―solid.Rを通じて伝わってきた。ハンドル30回転目くらいでグッと押さえ込む反応が発生。

すかさず巻きアワセを入れてヒット。幸先よく1投目から上がってきたのはよく肥えた65cmのマダイであった。

水深120mで75cm!

次に移動したのは水深120mのポイント。丹後ディープタイラバのメインとなるポイントで、大型も期待できる場所だ。

水深が深くなり、風も強くなってきたことからシンカーを220gにチェンジ。さすがに一級ポイントだけにアタリも多く、マダイ40~50cmがポンポンと釣れた。

気をよくして巻き続けると、ズーンと重みが増すアタリが発生。アタリの出方にはいろいろあるが、このアタリが一番分かりづらい。

リールの回転を速めて巻きアワセ一閃。ここから非常にパワフルな引きを見せて上がってきたのは、75cmの立派なマダイであった。

さらには寒ブリまで!

さらにディープタイラバ続行。ボトムから10mほど上げた時点でヒット。ヒットするなりドラグが悲鳴を上げてラインを一本調子に引き出していく。明らかに青物と思われる引きだ。

タイラバで青物がヒットすることはままあることなのだが、焦らず巻き続ければブリなら上がってくるはずだ。6kgくらいのメジロクラスなら結構スイスイ上がってくるのだが、今回はビクともしない。

水深120mディープタイラバ!75cmマダイにブリ【京都府・丹後】
30分の格闘の末釣り上げたブリ

30分ほど汗だくでファイトして上がってきたのは、プリプリに肥えた7.5kgの寒ブリだった。

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