9月1日(日)、台風10号の接近で雨の日が続いていたが、早朝は一時的にやむ予報。時期的にアジが釣れるころなので、サビキ仕掛けを持って千葉県の木更津港に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
木更津港でサビキ釣り
釣り場は内港公園の駐車場から近く、トイレや自動販売機があるので家族連れにもお勧め。当日の天候は雨のち曇り、気温は30度超えで蒸し暑くなりそう。
4時に到着すると、予想していたより駐車場の車は少なく、釣り場も閑散としている。投げ釣りを楽しんでいるグループや家族連れの姿はあるが、サビキ仕掛けの人がいないのが気になる。
今回はアジに狙いに絞り、まずトリックサビキ仕掛けを準備。まきエサはマルキユーのアミ姫を使用。常温で保存できて溶かす手間がないので、釣り場に着いたらすぐに使える。
アミのまきエサ独特の臭いがなく、フルーティな香りで女性や子どもにも扱いやすい。さらに、パッケージの先端がキャップ付きで、まきエサカゴに入れやすいのも特徴。
2本竿で狙う
まだ夜明け前なので、ヘッドライトを頼りにサビキ仕掛けを容器の中で前後させ、ハリにアミエビを付ける。まきエサカゴにも詰めて投入。
台風通過後の影響で、海面にはゴミが多く浮遊していて釣りづらい。海底付近のタナで始めると、アタリがまったくない。そこで、魚皮付きのサビキ仕掛けを用意、2本竿で狙ってみる。
周囲が薄明るくなってきたころ、アジが仕掛けに触れる感触が竿先に伝わる水深を見つける。そのタナを集中的に狙っていると、プルプルと明確なアタリ。上がってきたのは10cmほどの本命。
入れ食いもありお土産ゲット
もう一本のトリックサビキにもアタリがきて忙しい。群れを寄せるため、テンポよく手返ししていく。すると、アジの活性が最高点になり、一時入れ食いになる。
途中、カタクチイワシやサッパが交じってアタリが続く。鮮度よくキープするため、ライブウエルにキープしたアジが10尾くらいになったら、氷の効いたクーラーに移し替える。
釣れるタナはひん繁に変わるが、丹念に探って連続ヒット。好食いは1時間ほど続いたが、その後アタリが少なくなってきた。5~10cmアジ32尾、イワシ38尾とサッパ18尾の釣果で7時に納竿した。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
木更津港