今年の夏はとんでもない暑さが続いており、渓流は各地で渇水模様となっている。そんな状況でも釣りに行きたくなるのは、やはり渓流餌釣り師の性(さが)だろうか。8月20日、例にもれず渇水となっていた天川村へと釣行した様子をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
移動して川迫ダムの下流へ
洞川以外の他の場所を見てみたくなり、昼前に大きく移動することにした。
みたらい渓谷の先へ
他の川はどうなのだろうと考えるのは渓流師なら至極当然かもしれない。という事で、川迫ダム方面へと向かった。みたらい渓谷周辺は観光シーズンという事もありごった返していたが、その先にあるトンネルを超えると人が激減。だが、簡単に降りられる場所が無い。
支流には禁漁区があるので、その事を考慮しながら進んでいくと、ようやく川へと降りやすそうな場所を発見したので、再入渓。このエリアはかなり入渓しにくいのでは……と考えたのだが、実際は足跡だらけ。考えることは皆一緒のようだ。
一か所一尾
川迫川も大変な渇水状況となっており、川幅はかなり狭くて浅くなっている。が、畳一畳分くらいの落ち込みが点在していたので、6.1mの竿を用いて離れた場所からブドウムシを打ち込むとアマゴの反応がある。スレやすく厳しい状況ではあるが、少しずつ追加していく。
淵でもヒット
水深が6mはありそうな巨大な淵もあり、一見魚影が無いものの、仕掛けを沈めていくとどこからともなくアマゴが登場。「見えている魚は釣れない」というが、この場所は関係なかったようで、ス~っとやってきて普通に食ってきた。
まだ釣り上がってみたいという欲求はあったのだが、いつしか太陽が出てきてからは相当な暑さとなり、体力の限界。14時半ごろに納竿とした。
天川村はやっぱり聖地だった
この日の最終釣果は、23cmまでのアマゴが25匹。家族で食べる10匹とキープとした。
渇水で大変釣り辛い状況の中、これだけの数のアマゴが見られたのは、魚影が濃い天川村ならではと言えそうだ。
注意してほしいのは、今回著者が訪れた洞川・川迫川は場所によって谷が深くなっており、おいそれと脱渓出来る環境ではないということ。また、岩が大きくて歩き辛いエリアもある。入渓した場所をきちんと覚えておき、急な増水などに備えて、帰るルートも随時確認しながら釣行しよう。間もなく禁漁期を迎えるが、是非天川村の魚影の濃さを堪能してみてほしい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
天川村周辺
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