旬を迎えた夏のシロギス釣り 暑さ避けた早朝限定のボート釣行で本命キス30匹超え

旬を迎えた夏のシロギス釣り 暑さ避けた早朝限定のボート釣行で本命キス30匹超え

シロギス釣りのベストシーズンである7月初旬と中旬に2回釣行し、3時間弱の実釣で30匹弱の釣果を上げました。サーフエリアからのチョイ投げで狙うこの釣りは、早朝の涼しい時間帯に集中して行うのがポイントです。短時間でしっかり釣果を上げ、暑くなる前に退散するスタイルで、新鮮なシロギスを楽しみましょう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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海釣り 投釣り

シーズン真っ只中の夏のシロギス釣り

梅雨が明けると、真夏のとんでもない気温が襲ってきます。さらに、その直射日光を避けることができない海の釣りは、危険と隣り合わせかもしれません。だからと言って、おいしい魚は食べたいので釣りに行きます。

ただし、朝の時間帯をサクッと釣って、太陽が高くなる前に帰るのが良いところです。そんな釣りが、シロギスのチョイ投げ釣りです。

ここでは、自身の道具箱みたいなボートで釣りをしますが、そのシロギスエリアは、サーフエリアのチョイ沖です。突堤でチョイ投げの知人も同じように釣っているので、朝の短時間勝負が一番です。

夏の釣りもののひとつ:シロギス

夏の釣りもののひとつがシロギス釣りです。イメージは、砂浜からの投げ釣りですが、夏は旬ですので場所を選ばずに2〜3mの水深のエリアに、たくさんのシロギスが回遊しています。

5月連休後から釣れ始め、食欲たっぷりに食べて成長して、水温が高くなるこの時期は高活性になります。そして、きれいなパールピンクに輝くような魚体でぴちぴちしながら釣れます。

夜間は砂に潜って寝て、夜明けと同時に群れで回遊をしながらエサを探していますので、夜が明ければ釣れ始めます。

旬を迎えた夏のシロギス釣り 暑さ避けた早朝限定のボート釣行で本命キス30匹超えシーズンは連掛けも期待できる(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

適水温になり高活性

シロギスの適水温は、13〜28℃と言われ、26℃を超えると産卵が始まります。2年で成熟して、それは12cm程のピンサイズですが、立派にチビッ子でも抱卵しています。

抱卵個体が多数を占め、産卵が間近で、とにかくよく食べるのがこの時期です。そして、産卵は、太陽光の届く浅場だそうですから、まさに、適水温のチョイ投げエリアで果敢に喰ってきます。

この時期のシロギス釣りは、難しくポイントを考えないでも、カケアガリが小さくてもエサを探しているので、ボートでも突堤でも、チョイ投げレベルで釣果に差が出るようなことはありません。

旬を迎えた夏のシロギス釣り 暑さ避けた早朝限定のボート釣行で本命キス30匹超えキスの釣り場(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

早朝の時間帯でサクッと釣る

暑い夏が好きなシロギスですが、真昼間の釣りは遠慮をしたいです。朝の涼しい時間帯3時間を集中して釣って、9時を過ぎると太陽が高くなり、強烈な熱を送ってきます。

そうなる前に、晩ごはんの肴を釣って、しっかりと冷やして持って帰ります。釣れば確実に釣果は上がりますが、欲張らずに食べる分の確保ができたら涼しいところへ退散です。

いくら高活性でも条件が潮です。どんなに緩い潮でも止まったらさすがに食い気がストンと落ちますし、サイズもチビッ子が多くなります。ですから、予定の釣行時間帯に潮の干満が発生しない日を選択すれば、まあOKです。新鮮な石ゴカイがあれば、大好物を目がけて飛ぶように泳いできます。

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