近年注目を集めている能登半島沖のアラジギング。今年は当たり年のようで、連日かなりの好釣果が上がっている。今回、同海域でアラジギングを楽しませてくれる遊漁船、石川県・志賀町にある富来漁港の遊心丸を訪れ、このゲームの戦術や実像を取材してきたので紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
直近の釣況
以上がこのゲームの基本戦術だが、最後に直近の状況について紹介する。編集部が同船を訪れたのは6月4日。取材当日は不運にも穴日に当たってしまい、お手頃サイズのアラの顔を拝んだのみだったが、前日、前々日とも船中20匹を優に超えるアラがキャッチされていた。
また、訪問後の6月7日には、8~9kg級の特大サイズが上がり、初挑戦で7.6kgの大物を釣り上げた人もいた。今こそ憧れのアラを手にできる千載一隅のチャンスだろう。
ちなみに、このゲームの魅力は本命だけにあらず。
外道で釣れるマダラやカガミダイ、オキメバルやタヌキメバルは総じて食味に優れ、料理のレパートリーも豊富な魚たちばかり。
4日の取材時もたくさんの美味な魚たちが顔を見せてくれた。万が一アラを手にできなくても、また行きたくなることは間違いない。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>