今回4月下旬の大潮に春イカ釣行を計画し、3kgオーバーと2kgオーバーを連続キャッチした。長崎県南部でのエギング釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター石橋健一)
春イカ狙いエギング釣行
季節は4月下旬、まだ朝晩は肌寒さが残るが春を感じる心地良い季節になってきた。全国各地で春イカの釣果報告が上がる中、筆者はまだ春イカと言える程のイカに出会っていなかった。流れに乗るため心を躍らせながら計画し釣行に臨んだ。
7時にエギング釣行開始
当初5時半から釣りスタートの予定であったが、朝に弱い筆者は寝坊して7時から釣行開始。大幅な遅れを取り戻すために急いで準備をしていると、いつも使用しているエギを家に忘れたことに気づく。バックの中に偶然にも父親から借りていたエギが入っていたため、今回は普段使用しないエギで釣行を開始した。
釣行開始から1時間が経過した午前8時頃。小さいイカは追ってくるも、春イカサイズのアタリや追尾は未だになし。しかし普段よりも小さいイカの追尾スピードが速く、個体数も多かったため、チャンスはまだあると踏んでいた。朝まずめのゴールデンタイムに滑り込むべく、ハイスピードなランガンを繰り返す。
3kg超えアオリイカ登場!
シャローエリアでは反応がなかったため、水深がある場所を狙ってみる。何回か投げてシャクっていると、手元にコツンとしたイカパンチの後、フワッと糸がふける。すぐさまフッキングし、それと同時に重量感と凄まじいドラグ音がフィールドに鳴り響く。
巻いては糸を出され、なかなか浮いてこない。足元にやっとイカが寄ってきて、緊迫のギャフ掛けは見事1回で成功。帰宅後計測で3100g。しかしこの日はこれだけで終わらなかった。
2kgオーバーも登場
記念撮影等ひと段落し、再度先程釣れた場所周辺を広範囲に探る。するとジワジワと重たくなるアタリがあったため、すぐさまフッキング。これもデカかったが先程の3kgオーバーが大き過ぎて、体感では1.5kgぐらいかなと感じていた。
帰宅後計量し2240g。1日に3kgオーバー、2kgオーバーをキャッチでき、とても満足のいく釣行となったため、10時30分頃納竿となった。
今回の釣行では1ヶ所で粘らず、朝まずめの高活性時を狙うべくランガンを繰り返す戦略が功を制した結果となった。場所によっては回遊待ちをする場所も多数あるが、自分の考えが釣果とマッチングした際の嬉しさはひとしおである。今後もメモリアルな春イカに出会うべく、釣行に邁進したいと思う。
<石橋健一/TSURINEWSライター>