4月29日(月・祝)、東京都江戸川区にある新左近川親水公園にテナガエビとハゼの様子を見に出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
新左近川親水公園でテナガエビ&ハゼ釣り
7時すぎ、新左近川親水公園のかもめ橋に到着。朝から日差しが強く、夏のような陽気だ。
川は満潮で水位が高い。水色はよくゆっくりと流れている。まず、テナガエビ狙いで、橋下のゴロタ石に腰を降ろす。
当日のタックル
タックルは1.8mのノベ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結び、ハリス0.3号5cm、ハリは細地ソデ1号を結んだシモリ仕掛け。軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを1個付け、0.2mm厚の板オモリですべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。エサは赤虫を1匹通し刺しにして使用。
テナガエビは5cm前後が連発
エビが隠れていそうな水中に見える頭大の石周りをポイントに選定。水深は70cmでトップのウキが水面下5~10cmにあるようにウキ下を調整。
石陰にゆっくりと仕掛けを降ろすと、すぐに反応が出て、ウキがジワジワと水中へ引かれた。少し間をおいて聞きアワせると、ツンツンとした小気味いい引き。エビと確信してゆっくりと抜き上げると、尾羽根をパタパタさせながら水面を割ってハサミの短いメスのテナガエビが登場。体長5cmで白く透き通っており、脱皮したばかりの若い個体のようで抱卵はしていない。ガッチリとハリ掛かりしており、ピンセットでていねいにハリを外した。
続けてウキがナジむ間もなく、ひったくるようなアタリ。アワせると強く引き込み、エビではなさそう。竿でいなして寄せると12cmのキビレ。
エビの着き場に当たったようで、その後アタリはひん繁。体長5cm前後の若いメスをメインに、たまにハサミが長い同型のオスがぽつぽつと交じった。