上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う

ゴールデンウイーク中の2日間にわたるタイラバ釣行に出かけた。新潟県能生漁港の子丸に乗船し、63cmを筆頭にマダイ複数尾をキャッチした模様をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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上越沖ディープタイラバ釣行

新潟県能生漁港の子丸は、少人数制(定員4名)ドテラ流しスタイルでタイラバを得意とし、周年水深100mオーバーの深場に潜む真鯛を狙っている。新潟県上越沖は真鯛の魚影の濃さと型の良さで知られ、真鯛の聖地ともいわれる海域である。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う能生漁港の子丸から出船(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

例年、当地ではゴールデンウイーク前後に真鯛の乗っ込みが始まり、浅めのタナをコマセ釣りで狙う遊漁船で賑わうが、子丸ではこの時期も、乗っ込みで浅場に移動する前のプレ乗っ込み真鯛や居つきの群れをターゲットにディープタイラバで深場を攻める。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う朝日のさす上越沖(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

使用するタイラバヘッドの重量は潮や風に応じて120~200gを使い分ける。状況によっては200gじゃないと底取りができないこともあるので用意しておきたい。

筆者はゴールデンウイーク前半と後半の2日間同船に乗船しディープタイラバを楽しんだ。幸い乗船した2日間とも好天に恵まれ、上越沖から雪をたたえる妙高連山を眺めながらの気持ちの良い釣行となった。

GW前半戦も上々の釣果

GW1回目の釣行は、4月下旬に乗船。能生漁港に朝4時30分に集合。1名で予約した筆者、他の乗船者3名と乗り合いで総勢4名の満船での出船となった。同船はいつもはスタートフィッシング直後から活発に真鯛がヒットするパターンが多いのだが、この日は最初のポイントではアタリがなく渋めの出足となった。潮も速く釣りづらい状況だ。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う上越沖の様子(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

開始後1時間ほど船中で真鯛の顔は見られなかった。その後ポイントを移動して潮がゆるいポイントになるとようやく筆者のロッドに真鯛がヒット。じっくり巻き上げて待望の本命真鯛をキャッチした。1kgオーバーの良型だ。その後もポツポツとヒットし真鯛を3枚釣り上げた。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙うGW1回目の釣行の結果(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

後半は根魚狙いの浅めのポイントに移動しウッカリカサゴとウスメバルをキャッチした。この日、残念ながら真鯛の顔を見られないアングラーもいたが、船中釣果は乗船者4人で本命真鯛7枚の実績となった。

GW後半戦はさらに釣果アップ

GWウイーク後半の5月初旬にも同船に乗船。今回は釣友の寺さんも参戦した。この日は朝まずめから真鯛の活性が高く、実釣開始直後の1投目のフォール中に筆者にヒット。早々に船中ファーストフィッシュとなる2kg前後の本命真鯛を手中にした。寺さんも1投目で真鯛をキャッチ。幸先の良い出足だ。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う1投目から好ヒット(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

つづく筆者の2投目、今度は水深約130mのボトム着底とほぼ同時にヒット。2枚目の真鯛をキャッチした。それからわずか数分後、今度は着底からの巻きで3枚目の真鯛がヒット。ヒットパターンはそれぞれバラバラだが真鯛の活性が高く、早々に他の乗船者も含めて船中4人全員安打を達成した。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙う華やかなクーラーボックス(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

その後は真鯛の食いが渋くなってしまったが、ポツポツとたまに誰かが釣り上げる状況が続いた。終盤は前回同様水深40m前後の浅場に移動し根魚を狙い、裏本命ともいえる黒ソイをキャッチさせていただいた。

最終釣果

この日の最終釣果は、筆者が62cm3.15kgを頭に真鯛6枚と黒ソイ1尾。寺さんは真鯛3枚。船中釣果は4名で真鯛15枚。全個体がキロオーバー。2人とも十分満足な釣果となった。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙うマダイ料理を堪能(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

釣った真鯛は刺身、昆布締め、兜焼き、セビーチェ、竜田揚げなどでいただいたほか、魚好きの知り合いにおすそ分けさせていただいた。

上越沖ディープタイラバ釣行で本命マダイ連発【新潟・子丸】水深100m以上を狙うマダイのセビーチェ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
子丸
出船場所:能生漁港