雨が降り続く週末、家でじっとしているのもなんだかなあと思って、雨雲レーダーをチェックしてみた。和歌山方面は夕方くらいまでは大丈夫そうだ。いつもの釣り具を車に積んで出発し、アジング釣行を楽しむことにした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
移動(1か所目)
最初のポイントから移動する事15分。以前からよく通っている港についた。この辺りでは比較的大きな港で水深もまずまずの場所で1年を通じてアジが釣れる場所なのだが……。
砂地の辺りや沖目の水深のある場所に撃ち込んでチェックするもどのレンジでもアタらない。定番の流れのある場所でもアタらない。どおりで釣り人が居ないはずだ。連日の寒波の影響や流れ込みもある故の水潮を嫌がってかアジの姿が見えない。最後にライト周りを少しチェックして移動した。
移動(2か所目)
一か所目から移動の道すがら沖合に伸びる波止の先端にライトがあるポイント付近を見ると人がいない。普段は人気の場所で誰かしら入っている場所であるが、やはり釣れていないのだろうか。しかし、普段入りにくいポイントなだけにチェックしたく釣ってみることにした。
波止から見るとライト周りにベイトとアジらしき魚影が見える。これはラッキーと早速とキャスト。丁度引き潮のタイミングで沖に向かって比較的早い流れが出来ておりこの付近なら何とか釣れそうだ。
セイゴをキャッチ
ライト周りの明暗境と流れの筋にキャストして流して見るとすぐにヒット。流れに乗りながら良く引いてくれるが……。明部に出た途端、バシャバシャとジャンプ。セイゴだ。
何とか寄せて抜き上げると和歌山では定番のヒラスズキのセイゴであった。何故か和歌山ではスズキのセイゴが殆ど釣れず、ヒラスズキのセイゴが釣れる。
今度も同じ場所より少し深めの場所を流すとヒット!今度は強烈な左右への動きの後、手前に寄って来たと思ったらサバ。見た目では35cmを超える大サバである。波止の階段部分まで誘導してリーダーを掴んでランディング。ゲストオンパレードである。
やはりアジは居ないのかと思っていたが、ボトムを攻めていない事に気づき再度1gのジグヘッドでボトムを探る作戦に変更。
豆アジが連続ヒット
何投かして明暗部に差し掛かった所でコツッというアタリ。ヒットするが妙に引きが弱い。直ぐに上がって来たのは15cmクラスの豆アジ。いる事はいるが……この時期に贅沢は言えない。
出来る限り釣ろうと考えて同じような場所を流していく。やはり溜まっていたようでポンポンと連続でヒット。状況を掴めてホッとしたところで時刻は21時となっていた。明日の事もあるのでこの時間で納竿とした。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>