もう2月も終わろうとしている。この記事を書いているのはまだ2月であるが、公開される頃には3月になっている。一年で最も水温が下がる1.2月を超えて3月になると、ベイトの増加と産卵後に回復したメバルが増えてきて一気に釣りやすくなってくる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
プラグシーズン到来
だいぶ一般的にも浸透してきたメバルのプラグゲーム。メバルがかなり浅瀬まで入ってきて、海藻が茂る3月~頃は一気にプラグでの釣りが成立しやすくなってくる。
特に海藻が多いエリアでは、潮位によって水面から海藻までの距離が全くなくなってしまう所もある。そういう所では沈むジグヘッドよりも浮かぶプラグが釣りやすい。海藻ボールに隠れているメバルをゆっくり水面付近で誘えるからだ。
北風にめっぽう弱い福岡
はてさて、私の話に移るが福岡県の北九州市がホームである。基本的に北に面した釣り場しかないので、こういう場合だとほぼほぼ釣りが出来ない。冬場はこんな日ばっかりである。
厳密には釣りはできるがまともなサイズのメバルを狙おうと思うと中々選択肢に乏しい。しかし、つい最近プラグゲーム用の竿を新調したばかりの為、強風ではあるがなんとかしてメバルを釣りたい。
2/26(月) 大潮 17:00干潮
ロッド:TULALA Groovy70s
リール:セルテートLT2000
ライン:0.4号PEライン+フロロカーボンラインの1.7号リーダー
風は北東8m。厳しい。完全な北ならまだ幾分マシだったが、どこに立っても斜め風だ。ちょっとでも風の影響をおさえたいので、水面近くまで降りられる護岸沿いのポイントに入った。
メバルは基本足で稼ぐ
護岸沿いを歩いては打つ、歩いては打つ。常夜灯のある堤防の先端なら一点で粘ることもあるが、護岸のような横に長いポイントは足で魚を探すのが鉄則。たまにコツン、とアタリはあるがかなり食ってくるメバルが小さい。子メバルで粘っても仕方ないので移動を繰り返す。
結構歩いた所で、届く範囲に潮目が出来ていた。遠投のできるウェイトのあるルアーにチェンジして潮目を通すと待望のヒット。
子メバルよりは幾分マシなサイズ。しかし何より新しい竿で、プラグで釣れることが楽しい。その後もルアーを変えたり色を変えたりして楽しませてもらった。その後もプラグで3匹ほど追加して納竿とした。
プラグゲームはこれからが本番
メバルのシーズンは早くて10月~6月頃まで。しかし、シーズン前半の2月くらいまではタナが低かったりしてプラグでの釣りがやや厳しい。
3月に入るとメバルも浮いてきて、プラグゲームで釣りやすくなってくる。そう考えるとプラグのハイシーズンは結構短いのだ。風がない日は是非チャンスだと思って、プラグも持ってメバル釣りに出掛けてみよう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>