入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣り

入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣り

1月15日、2週連続で愛知県犬山市の入鹿池にワカサギ釣りに出かけた。午前6時半すぎに見晴茶屋に到着。店主の奥村さんに状況を尋ねると、ポイントは徐々に手前の桟橋付近に寄っているそうだ。対岸の通称なかやワンドも相変わらず釣れているようだが、当日は強風予報のため灯台沖より対岸へは行かないでほしいとのこと。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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淡水の釣り ワカサギ釣り

入鹿池でワカサギ釣り

受付でボート代3千円とバッテリー代千円を支払う。釣り座をセッティングし、準備万端で出航。桟橋の目の前の取水塔を魚探で探索すると、いい感じの群れが入っている。まずは取水塔近辺でサオを出すことにした。

仕掛けを落とすと、すぐに食ってきた。おお!いい感じ。30分ほどサオを出すことにした。

入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣りワカサギ釣りのタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

タックルはいつもの電動リール二刀流。仕掛けはオーナーの時短誘々ワカサギ6本1.5号とタフ渋りワカサギ袖6本1.5号でスタート。エサは紅サシとブドウムシ。ブドウムシは、仕掛けの上下にブドウ虫ハンガーをセットして付けるが、切り込みを入れてエキス出すようにした。

 

順調なスタートダッシュ

滑り出しは上々で2連3連といい感じだ。30分で40匹ほど釣れたので、移動しないでそのまま粘る。1時間で90匹。頭の中では「この調子でいけば500匹は超えるだろう」と皮算用。だが、そうは問屋が卸さない。ここで風が強く吹いてきた。

すると根掛かりが多発。風でゴミが流れてきたのか、とても釣りにならないと移動する。移動といっても桟橋沖にアンカーを打つ。魚探の反応は良好。魚探の画面が真っ赤になったときに仕掛けを落とすと、穂先は一気に水中へ消し込んだ。

入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣り午前中は桟橋付近(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

電動リールが鈍い音で悲鳴を上げる。3連掛けか。上がってきたのは4連掛け。思わずガッツポーズ。しかし、これが最初で最後の4連掛け。群れが去れば1匹2匹。まれに3連掛け。それでも釣れるので辛抱できた。

悲劇が連続

昼少し前からさらに風が強くなり、ボートはクルクル回転。遊園地のコーヒーカップ状態だ。船が揺れて気持ちが悪くなってきた。ここでさらなる悲劇。根掛かりした。

仕掛けが切れるだけならまだしも、サオを曲げたときに電動リールの根元から穂先、穂先延長キッド、可変アダプターと、電動リール以外の全てのパーツが水中に落ちた。そしてイトが切れて電動リール以外の全てのパーツを失った。お気に入りの穂先を失い意気消沈。

入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣りワカサギ4点掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

午前中の釣果は200匹に届かなかったが、前週よりペースはいい。気持ちを取り直して場所移動。通称・火の用心前に来た。岸に火の用心の看板があるので「火の用心前」と言うが、なぜこんな場所に火の用心の看板があるか不思議だ。現在は木の陰に隠れて看板は分かりづらい。

悪条件下でも合格点

風は相変わらず強いが、ここは少しは風裏になる。午前中のような感じでは釣れないが、誘えば1匹1匹釣れてくる。午後3時前、さすがに風に耐えきれずギブアップ。早めの納竿とした。

入鹿池でのボートワカサギ釣りで本命279匹【愛知】悪条件下で拾い釣り火の用心前(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

結果は279匹と300匹に届かなかったが、悪条件下で、そこそこ釣れたので良しとしたい。

今後しばらくは桟橋周りで釣れると予想できる。近場で釣れるとポイントが絞りやすくてありがたい。冬だが心を熱くしてくれるワカサギ釣り。熱は冷めない。まだまだ釣行予定だ。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
入鹿池・見晴茶屋
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年2月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。