ルアーでメバルを狙うメバリング。ワームをメインに使うことが多いですが、プラグも使い方次第で非常に有効なルアーです。今回は、メバリングにおけるプラグの選び方やアクション、おすすめプラグなどを紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
おすすめのメバリング用プラグ
最後にメバリング用のおすすめプラグを紹介します。
メバペン メバル
スミスの「メバペン メバル」はメバリング用のトップウォータープラグとなります。水面を意識したメバルに強く、デッドスローのただ巻きやドリフトでのプランクトンパターン攻略のほか、トゥイッチでのスライドアクションもよく、小イカや小魚がベイトの時にも有効なルアーになります。
カラーは「クリアーグリッター」などクリア系のラメ入りが定番ですが、小イカパターンでは名前通りの「コイカ」なども有効です。
澪示威(レイジー)45S
ダイワの「月下美人 澪示威 45S」は、ナチュラルなアクションで誘えるシンキングペンシル。アクションはスローなただ巻きやドリフトがメインですが、リフト&フォールが有効な場面もあります。
ワームでスレてきたメバルや、バチ抜けシーズンに強いので、ジグ単メインの場合もタックルボックスに忍ばせておくといいでしょう。カラーは定番のクリア系もいいですが、バチパターンでは「グローピンク」なども反応がいいです。
S.P.M
「S.P.M」はバスデイのシンキングペンシルです。ルアーアクションはクセがなく使い方も万能。スレンダーなシルエットによって遠投性能も高く、シャローエリアやサーフなど遠投が必要なポイントはもちろん、ジグ単では投げづらい強風下でも活躍します。
サイズのラインナップは55mm・65mm・75mmで、長めのルアーですが、細長いフォルムのおかげか75mmでも小さなメバルがアタックしてきます。ただ、大きなシルエットによってアタリを引き出す力は高いものの、スレやすさもあるので反応が薄れたら見切ってルアーチェンジしましょう。カラーのおすすめは「クリアーチャートヘッドラメ」などの定番クリア系に、バチ対策に「チャートヘッドグロー」などもあるといいでしょう。
ガンシップ36
スミスの「ガンシップ36」はメバルをメインターゲットとして開発されたミノー。高比重タングステンを内蔵しており飛距離も十分に出るルアーです。
フローティングとスローシンキングモデルがあり、高浮力のフローティングモデルは使用感はクランクベイトにも似ており、竿を立てて引波を立てるようなトップウォーター的な使い方も可能。巻きで潜らせ、ステイを挟んで浮き上がりで食わせる動きも強いです。
スローシンキングモデルはゆっくりと沈んでいくので、ややレンジが入ったプランクトンパターンで漂わせる使い方などに効果的。カラーはクリア系にソリッド系も揃えておきましょう。
オルガリップレス
「オルガリップレス」はタックルハウスのリップレスミノー。アクションはデッドスローのただ巻きかドリフトが中心となり、水面直下をナチュラルにユラユラと泳ぐアクションが特徴的なルアーです。
スレたメバルに非常に効果的で、ハイアピールなプラグだけでなく、ワームにスレたときの目先を変えるルアーとしても使えます。カラーはプランクトンパターンに強いため、クリア系を軸に、「マット・クリアチャート」など派手なカラーを使い分けるのもいいでしょう。
K-太38
アムズデザインの「K-太」はメバリング向きのサスペンドミノー。潜航深度は表層の20~50cmで、巻いて止めるとその場にピタッと止まります。アクション後の立ち上がりが早くステイ姿勢もいいので、止めて食わせることに長けたルアーです。ドリフトやデッドスロー中心のストップ・アンド・ゴー、トゥイッチ後のステイなどでしっかりと見せて釣るイメージで使ってみましょう。
カラーはこちらもクリア系メインに、常夜灯下など光量がある場所ではシルエットのハッキリ出る「マットナイトブラック」などもおすすめです。
<TSURINEWS編集部・渡辺竜平>