独特のおちょぼ口でホバリングしながら怪盗ルパンのようにエサをかすめ取るカワハギは、ひと昔前と違って今は大会も開催されるほど人気の沖釣りターゲットだ。ハリに掛けるテクニカルなゲーム展開が魅力の釣りだが、この時期はキモが肥大して食味もアップする。そんなカワハギを狙って11月後半、三重県・紀北町引本浦のエヌテックマリンを訪れた。
尾鷲湾今後の展望
尾鷲湾のカワハギは、年明け2月いっぱいまで狙えるが、同じポイントで楽しめるのがアオリイカのティップラン。
当日は潮が悪くほとんど狙わなかったが、専門で出ていた別船では良型交じりで船中7~8匹の釣果があったようだ。
カワハギにアオリイカ、二刀流で楽しむもよし、一本に絞って極めるのもよし、冬に向かう尾鷲湾はまだまだ熱くなりそうだ。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
エヌテックマリン