晩秋のブレードゲームで狙う青物・サワラなんでも便!釣具メーカーの会社休日に密着。旅×釣り。1本のロッドで様々な魚を釣りたい人におすすめなオールパーパス【万能】ロッド。大阪の釣具メーカー・エクストリーム(ツララ)は、そんな釣り人の希望を叶えるロッドを世に送り出している。11月27日の平日、会社を休んで広島湾ブレードゲームに社員で釣行する情報をキャッチして密着取材を行なった。その模様をお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
ジギング1投目でハマチ登場
エンジン音が静まると各々がタックルを準備。ドテラ流しで釣り開始。キャスティングをする人やジギングをする人で、自由なスタイルで楽しむ。
1投目、ジギングをしていた小川さんにヒット。細身のロッドを曲げ込んで走る姿に船上では青物を予測。タモに収まったのは予想通りのハマチだ。
「最初にジグを落すと目立って最初に釣れます」と話し、いつも最初の1尾は小川さんだ。プロトタイプのジギングロッドを使用していた。底から5mくらいジャークしてヒット。ジグは165gを使用。
ブレードゲームでマダイ
グリッサンド77“ストローセッティング”でブレード付きジグで釣っていた岡林さんにヒットしたのは良型のマダイ。しなやかなサオ先がアタリを弾くことなくしっかりと食い込ませ、このサイズならやり取りも余裕だ。
ブレードゲームとは
リアフック部にブレードが装着されたメタルジグを使用する釣りスタイルで、アクションはリールの速巻きが基本。10数年前にローカルで行われていた釣法だが、SNSで釣り方が拡散したことで段々と他の地方へと広がって今日のブームになっている。
当初は浅場で13gのジグで行われていたが、現在は深場をメインに60~80gのジグで行われている。巻きスピードに関して、潮の澄んだ瀬戸内エリアでは速ければ速いほど良い。
グリッサンド77を使用していた前野さんにヒット。60gのブレード付きジグを底から20mくらい速巻きしたところでヒットしている。ロッドは掛けた後のトルクがあり、大きな魚がヒットしても優先権を渡さない。
待望のサゴシ登場
続けて前野さんにヒット。さすが広島で活躍するアングラー。海面に姿を見せたのはサゴシだ。ブレードゲーム代表的なターゲットにメンバーの士気が上がる。
サゴシが続く
助っ人の中屋さんから「来た!」の声が上がる。疾走する魚にメンバーから「青物ですか!」の問いに、青物の感触ではない返答。本命への期待感が高まった。無事に船中に取り込んだのはサゴシ。
サワラのシーズン
外海からベイトになるイワシが入ってくる9月ごろからシーズンインとなり、12月いっぱいまで楽しめる。