8月26日(土)、埼玉県さいたま市を流れる元荒川へと3時間限定で釣行。これまでは食パンでソウギョを狙ってきたが、名前がソウギョなだけに草をエサにして釣ることも良い経験になると思い狙ってみた。結果的にソウギョを見つけ、アシを浮かべて釣ることができた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
アシ(葦)の葉に本命がヒット
下流に居たソウギョもいつの間にか確認できなくなっていた。雑草とアシを岸際に浮かべていき何度か流していると数分後、とある雑草の動きが止まり沈んでいく。ソウギョに間違いなく、アシを3束重ね茎の部分を輪ゴムで止めてハリを葉の裏に通して岸際に浮かべておくと・・・本命登場。
すると何個が浮かべているうちのひとつのハリ付きのエサに来てくれた。ムシャムシャと食べていきハリの部分まで咥えた瞬間アワセると掛かった。とても元気の良い個体で沖へ向かい走り回る。よっしゃーと誰も居ない釣場で声を出してバトル開始だ。
47分のバトル制し108cmソウギョ登場
前回のソウギョバトルは、わずか8分で仕留めたこともあり自信があった筆者だが、思いのほかパワーもあり簡単にはいかない。寄せては走られを何度も何度も繰返し、タモ入れに気を使いながら47分間のバトルに無事勝利することができた。
毎度釣り上げる度に楽しませてくれるソウギョに感謝しつつサイズ計測する。体長108cmとメーターオーバーでとてもキレイな個体に大満足だ。毎度ながらにリリースし、まだ釣る時間はあったものの気分よく納竿とした。また時間を見つけて釣行したい。
草で釣るソウギョ釣りのメリット3選
最後に草をエサに使うメリットをまとめてみた。
1、パンエサと違って外道皆無
パンエサと決定的に違うのは外道がいないことである。生態的に岸際の草や木をメインに食べている(実は雑食で様々なモノを食べる)ので草は大好物である。いつもはパンで狙うのでライバル魚は多いがコレなら外道皆無となる。
2、エサ代かからずエコな釣り
なんといってもアシや雑草ならエサ代が掛からない点が嬉しいところである。ソウギョ釣りシーズンであれば時期的に釣場でいとも簡単に手に入るのは嬉しいところだ。
3.いかにもソウギョ釣り感
名前の通り草がつく名前なので『草で釣る』というのはとてもユニークな釣りである。いかにもであるがソウギョならではの釣り方なので特殊である。こんな釣りは他にはなく『本当にコレで釣れるの?』と疑ってしまうが実際に釣れるのである。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>